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バックリングスプリング式の日本語キーボードが店頭販売中

往年のIBM製キーボード「Model M」で採用

 米Unicompのバックリングスプリング式キーボードの新製品が登場、「Unicomp Ultra Classic 106日本語 White Buckling Spring USB(UN4KPHA)」がパソコンハウス東映で販売中だ。カラーはホワイトで店頭価格は税込12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、国内代理店のダイヤテックではブラックモデルも用意している。

往年のIBM製キーボード「Model M」で採用されていた方式、キー数106の日本語ボード

 これらは、キーキャップの支持パーツに屈曲したスプリング「バックリングスプリング」を用いたキー数106の日本語USBキーボード。バックリングスプリングは、往年のIBM製キーボード「Model M」で採用されていた方式で、Unicompは現在もこの方式のキーボードを製造している。

 ダイヤテックは、昨年3月からUnicomp製品の国内販売代理を担当しており、Webサイトで英語配列モデルを直販していたが、今回はUnicompとの協力により日本語配列モデルを開発したという。ちなみに、店頭でUnicompの新たな製品を確認したのは2005年9月以来。

 ただし、ダイヤテックによれば「古い金型で製造しているため、キーキャップなどに“バリ”や“ヒケ”がある場合がある」とのこと。

 キーキャップは、タイプ時に指が触れる外側と、内側との二重構造になっており、外側は指でつまんで簡単に引き抜ける。バリが気になる場合は、この外側をサンドペーパーなどで加工すればよいという。ダイヤテックのWebサイトでは、サンドペーパーでの加工方法についても詳しく説明されている。

 なお、内側は「成型時のランナーなどを再利用している場合があるため、カラーは統一されていない」とのこと。Webサイトでは、アイボリーやグリーン、ブラックといったカラーが混在していることが写真で紹介されている。

 本体サイズは幅455×奥行き180×高さ43mm(スタンド使用時は高さ55mm)。重量は1.6kg。USBケーブル長は約190cm。

[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンハウス東映]

ダイヤテック UN4KPHA