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4K対応でドライブ構成が選択できる小型PCキットが登場
3.5インチHDDの搭載も可能、Shuttle製
(2014/10/22 22:05)
3.5インチHDDも搭載できる4K出力対応の小型PC自作キット「XH97V」がShuttleから発売された。店頭価格は税込25,800~27,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Intel H97搭載のPC自作キット、TDP65W以下のHaswell Refreshに対応
XH97Vは、本体サイズが幅200×奥行き240×高さ72mmとコンパクトなLGA1150対応PC自作キット。搭載チップセットはIntel H97。対応CPUはTDP 65W以下のモデルで、Haswell Refreshへの対応も謳われている。
ストレージ用マウンタは2種類が付属し、ドライブ構成に応じてどちらか一方を装着する。一方のマウンタでは2.5インチシャドウベイ×2(12.5mm厚まで)とスリム光学ドライブベイ×1が、もう一方では3.5インチシャドウベイ×1が、それぞれ使用できる。
ストレージインターフェイスは6Gbps SATA×3で、RAID 0/1をサポート。このほか、mSATA SSDが搭載できる。
映像端子はDisplayPort×2、HDMI×1で、4K解像度での出力をサポート。4K出力時はIntel HD Graphics 4600以上を内蔵するCPUの搭載を推奨、また動画再生時は16GBのメモリの搭載を推奨するとしている。
なお、4K出力(3,840×2,160ドット)でのリフレッシュレートは、DisplayPort使用時が60Hz、HDMI使用時が30Hzとのこと。また、3画面出力にも対応するが、拡張モード(非クローンモード)での複数画面への4K出力は推奨しないとしている。
メモリスロットはDDR3 SO-DIMM×2(最大16GB)。上記以外の主な搭載機能・インターフェイスはMini PCIe(ハーフ/フルサイズ各1基、フルサイズはmSATAと共用)、Gigabit Ethernet、eSATA、USB 3.0(フロント/リア各2基)、COMポート、5.1チャンネルサウンド。
付属品は90W ACアダプタ、電源コード、CPU用グリス、SATAケーブル(2本)、Slimline SATAケーブル(1本)など。