4月25日に、ツクモパソコン本店において、エルザジャパンと海外の音楽や映像関連アプリを提供するDirigentによる合同企画イベント「ホームユースプロジェクションマッピングのススメ」が開催された。近年では、日本各地でプロジェクションマッピングを活用したイベントが開催されており、秋葉原でもプロジェクションマッピングを活用したイベントの開催が多くなっているが、今回のように一般ユーザーを対象としてプロジェクションマッピングの制作を解説するイベントが開催されるのは初めてとのこと。
イベントでは、エルザジャパンの四方田耕輔氏と、銀座十字屋Dirigent事業部の中屋深志氏によって、低価格なPCやプロジェクタ、アプリケーションを利用して、一般ユーザーレベルでも手軽にプロジェクションマッピングを実現できることが紹介された。
以下、その模様を写真と動画で紹介する。
エルザジャパン グラフィックスシステム本部 グラフィックス営業部 課長代理の四方田耕輔氏。今回はシステム用のビデオカードを提供 ArKaos製のプロジェクションマッピング製作アプリの国内販売を行っている銀座十字屋でDirigent事業部の営業部マネージャーを担当する中屋深志氏。実際にアプリを操作しプロジェクションマッピングの実現を解説した こちらが、今回プロジェクションマッピングのデモに利用されたPC PCのスペックはこのような感じ。価格は10万円ほどになるとのこと プロジェクションマッピングを実現するソフト、ArKaosの「Grand VJ2 XT」。価格は税別10万円 Grand VJ2 XTを利用すれば、一般的なPCを使って簡単にプロジェクションマッピングを実現できる プロジェクタには、BENQ製の「MW621ST」が利用された このようなキューブ型のオブジェクトに対してプロジェクションマッピングが行われた まずはじめにエルザの紹介。エルザは日本でGeForce、Quadro、TESLAとNVIDIAの製品をフルラインナップで扱う唯一のメーカーだ エルザ製品は業務用途でも幅広く活用されてるという経緯から、今回のイベントを開催したと説明 続いて、Grand VJ2 XTを利用したプロジェクションマッピング実現の解説。まずは、マッピングしたい面に合うように投影領域を設定 【キューブ下の面に対して表示領域を設定している様子】
投影領域の指定が終わったら、投影したい動画や映像を指定するだけ 投影面に対して1つの動画をシームレスに表示するよう、各面に対する動画の表示領域を設定 動画の表示領域と表示方向を設定すれば、シームレスな動画表示が可能に 【ボールがシームレスに移動するように表示している様子】
最先端のプロジェクションマッピング技術では、動いている顔に対してリアルタイムに位置を調整しながら映像をマッピングできるという プロジェクションマッピングの実現には、映像出力枚数の多いQuadroが最適とのこと