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前面フラット型の静音ケース「Suppressor F51」が発売
Thermaltake製
(2015/7/9 11:55)
前面フラットで高い静粛性を謳うThermaltake製フルタワーケース「Suppressor F51」が発売された。遮音材を外して冷却性重視に変えることも可能。
今回入荷したのは窓のないモデル「F51 No Window(CA-1E1-00M1NN-00)」で、店頭価格は税込16,200円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、同社ではアクリルウインドウを備えたモデル「F51 Window(CA-1E1-00M1WN-00)」も用意している。
フロントに全面がフラットな開閉式パネルを装備、上面の遮音材は着脱可能
Suppressor F51は、本体サイズが幅230×高さ525×奥行き577mmのタワー型PCケース。フロントには全面がフラットな開閉式パネルを備えており、パネルをドアのように開けば5インチオープンベイにアクセスできる。電源スイッチや、USB 3.0などのポート類は上面の前方に備えている。
前面と上面のパネルには遮音材が装着。F51 No Windowでは両サイドパネル、F51 Windowでは正面向かって右サイドパネルにも遮音材が装着されており、内部の音が外に漏れるのを抑える。
また、上面の遮音材(3枚)は着脱が可能で、取り外すことでケースの冷却性能が上がるとのこと。同社のテストによれば、遮音材の装着時は上面の温度が34.6℃で、取り外した時は31.8℃に下がるという。
対応マザーボードタイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチ/2.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×2。拡張カードスロットは8基。
標準搭載のケースファンは前面200mm×1、背面140mm×1。ファンの増設や水冷ラジエーターの内蔵が可能で、上面と前面は最大420mmサイズのラジエーターに対応するとしている。
その他の内蔵可能なPCパーツのサイズは、ビデオカードが最長310mm(HDDラック取り外し時は465mm)、CPUクーラーが最高185mm。電源はPS/2サイズに対応する。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]