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“3倍静かな準ファンレス仕様”のR9 FuryカードがASUSから登場

人気のSTRIXシリーズ新モデル、R9 390X/390搭載モデルも同時発売

 「3倍静かな準ファンレス仕様」を謳うASUS STRIXシリーズのR9 Furyカード「STRIX-R9FURY-DC3-4G-GAMING」が発売された。店頭価格は税込90,980円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

基板への部品の取り付けを完全オートメーション化、リファレンス比で3倍静かな静粛性

 この製品は、ASUSのゲーミング製品群のSTRIXシリーズに属するRadeon R9 Fury搭載ビデオカード。

 基板への部品の取り付けを完全オートメーション化することで、高い製造精度を実現しているほか、冷却システムについては「リファレンス比で3倍静か」(同社)という静粛性が謳われている。

 冷却システムには、3基のファンと、ヒートパイプをGPUに接触させる構造を用いた「DirectCU III」が採用。通常のファンの約2倍(105%)の風圧を実現したという「ウイングブレードゼロノイズファン」を備えており、低回転でも十分な冷却性能を確保できるとのこと。また、GPU温度が低い時に、ファンが自動で停止する機能も備えている。

 このほか、基板がたわむのを最小限に抑えるというアルミ製バックプレートや、カード側面のSTRIXロゴが赤く発光する機能も備える。

 最高GPUクロックは1,000MHz。リファレンス仕様と同じクロックだが、同社のOCツール「GPU Tweak II」で「OC Mode」を選択すれば、1,020MHzで動作させることが可能という。メモリ容量は4,096MB(HBM、GPUに統合)で、クロックは500MHz。

 映像端子はDisplayPort 1.2×3、HDMI×1、DVI-D×1。外部電源端子は8ピン×2。本体サイズ(約)は300×137×40mm。

 このほか、Radeon R9 390X搭載モデル「STRIX-R9390X-DC3OC-8GD5-GAMING」と、Radeon R9 390搭載モデル「STRIX-R9390-DC3OC-8GD5-GAMING」が同時に発売されている。これらはOCモデルで、最高GPUクロックがそれぞれ1,070MHz、1,050MHzに設定されている。店頭価格は順に税込74,980円前後、税込57,980円前後。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]