QTS＋UbuntuのデュアルOSを採用したNASが発売、QNAP製

　QTS＋UbuntuのデュアルOSを採用したQNAP製NASキット「TS-x53A」シリーズが発売された。

　2ベイモデル「TS-253A」、4ベイモデル「TS-453A」、6ベイモデル「TS-653A」、8ベイモデル「TS-853A」の4種類で、国内代理店のユニスターからはメモリ4GBモデルが発売。店頭価格（以下、全て税込）は順に89,800円、118,000円、158,000円、198,000円（詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと）。

NAS用OSであるQTS 4.2とLinuxディストリビューションのUbuntuを搭載

　TS-x53Aシリーズは、4コアCPUのCeleron N3150（ベース1.6GHz、バースト2.08GHz）を搭載したGigabit Ethernet対応NASキット。別途用意した3.5インチ/2.5インチのSATA HDD/SSDを搭載することで、NASとして機能する。

　QNAPのNAS用OSであるQTS 4.2に加え、LinuxディストリビューションのUbuntuが搭載。ディスプレイとHDMI接続することでUbuntu端末として使用でき、ユニスターは「Linux用のIoTパッケージの開発や利用が可能」としている。

　4K動画（H.264）のハードウェアデコード・トランスコートがサポートされているのも特徴。ディスプレイとHDMI接続することで単体のプレイヤーとしても機能し、付属のワイヤレスリモコン「RM-IR002」でも操作できる。

　メモリは8GBまで増設可能（DDR3L-1600 SO-DIMM×2）。外部インターフェイスはGigabit Ethernet（TS-253Aは2基、他は4基）、HDMI×2、USB 3.0（前面×1、背面×3）、音声入力（6.3mmマイクジャック×2）、ライン出力×1。

　本体サイズは、TS-253Aが高さ150×幅102×奥行き216mm、TS-453Aが高さ177×幅180×奥行き235mm、TS-653Aが高さ175×幅257×奥行き235mm、TS-853Aが高さ185.2×幅298.2×奥行き235mm。

[撮影協力:オリオスペックとツクモパソコン本店II]