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Googleのスマホ連携用HDMIスティック「Chromecast」が直輸入、ただし…
(2013/8/29 21:30)
液晶テレビとHDMIで直結するGoogleのスティック型アダプタ「Chromecast」が登場、海外版の直輸入品が販売中だ。実売価格は6,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ただし、現時点では国内アカウントで端末にアプリが導入できず、使用するのは困難。同店も「国内での動作は保証しない」としている。
スマートフォン連携用のHDMIスティック国内利用は実質不可?
Chromecastは、スマートフォンなどの端末と連携して動画や音楽などのコンテンツを、液晶テレビなどのディスプレイに出力するためのアダプタ。
HDMI端子を備えたスティック状の本体を、ディスプレイに直結するというスタイルで、端末から無線LAN経由で受信した情報を元に、コンテンツをディスプレイに出力する仕組みだ。
スティック型Android端末と異なるのは、Chromecastはスマートフォンなどの端末との連携を前提としている点で、様々な端末と組み合わせてコンテンツが出力できるのがメリット。端末側の対応OSとしては、Android、iOSだけでなくWindowsやMac OS X、Chrome OSも挙げられている。
ただし、現時点ではChromecast用アプリを国内のGoogle Play/iTunesアカウントから入手することができず、使用するのは難しい状態。どちらのアカウントでも「このアプリは日本では利用できない」という旨のメッセージが表示され、端末にアプリを導入することはできなかった。
また、Chromecast自体も現時点では国内向けには販売されておらず、Google Play上で購入しようとすると「Chromecastはお住まいの国ではご利用いただけません」というメッセージが表示される。
本体サイズは奥行き72×幅35×高さ12mm、重量は34g。無線LAN機能はIEEE 802.11b/g/n準拠(2.4GHz)。技適マークの有無は不明。最大出力解像度は1080p。電源はUSB経由で供給する。対応OSはAndroid 2.3以降、iOS 6以降、Windows 7以降、Mac OS X 10.7以降、Chrome OS。
なお、マニュアルの同梱品一覧にはUSB-AC電源アダプタが記載されているが、今回同店が入荷した製品には同梱されていない。
[撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]