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ASUSの小型PCキット「VivoPC」発売、ワンタッチでHDD交換
自作PCの入門用? HDDは3.5"も利用OK
(2013/11/15 20:14)
「自作パソコン入門モデル」をうたうASUSの小型PCキットが発売された。
底面19cm角の小型PCシリーズ「VivoPCシリーズ」のキットモデル「VIVOPC-VM40B-S004M」で、IntelのNUCやGIGABYTEのBRIXよりは大きいものの、3.5インチHDDをワンタッチで交換できる手軽さなどが特徴だ。搭載CPUはCeleron 1007U。
実売価格は29,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
3.5インチHDDも内蔵できる小型キット無線LANは11ac対応
VivoPCは、本体サイズが幅190×奥行き190×高さ56.2mmのコンパクトなPC。
同社は「自作パソコン入門モデル」「リビングのテレビにつなぐエンターテインメントミニパソコン」などとうたっており、スマートフォンやタブレットから操作できるリモートアクセス機能「Wi-Fi GO!」のサポートも売りとしている。
本体サイズはNUC(116.6×112mm)やBRIX(107.9×114.6mm)より大きいものの、ストレージとして3.5インチ/2.5インチドライブが内蔵できるのはメリット。NUCやBRIXはmSATA SSDのみ対応しているが、VivoPCでは大容量の3.5インチHDD、2.5インチSSDなど選択の幅が広がる。ドライブベイには、上面のカバーを開ければすぐにアクセスできる。
今回展示されている自作PCキットのほか、Core i5/i3やメモリ、HDD、OS(Windows 8 64bit)を搭載した完成モデルもラインナップ。最上位のCore i5-3210M搭載モデル「VIVOPC-VC60-B007K」は、メモリ16GBやHDD 1TBを搭載するほか、タッチパッド搭載マウス「VivoMouse」も付属している。
なお、Celeron 1007U搭載の自作PCキットモデルで、VivoMouseが付属する「VIVOPC-VM40B-S007K」もラインナップされている。VivoMouse単品でもオプションとして近日発売される予定だ(サンプルはパソコンハウス東映が展示中)。
また、自作PCキットモデルのみステレオスピーカー(2W×2)を搭載するのも特徴。スピーカーには、同社製のノートPCでも採用されているオーディオ技術「SonicMaster」を用いているという。
搭載チップセットはIntel HM70 Express。スロット数はSO-DIMM×2(DDR3-1600、最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、VGA、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、USB 2.0×4、SDカードスロット、HDオーディオ。
付属品はACアダプタ(65W)、2.5インチ-3.5インチ変換アダプタ、ドライバDVDなど。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンハウス東映とテクノハウス東映とドスパラパーツ館]