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Plextor初のPCIe SSD「M6e」が発売、128GBで2.2万円
(2014/3/28 22:05)
Plextorブランド初のPCIe SSDが登場、「M6e」シリーズが発売された。実売価格は128GBモデル「PX-AG128M6e」が22,554円、256GBモデル「PX-AG256M6e」が36,204円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、最上位の512GBモデル「PX-AG512M6e」が用意されており、国内代理店のリンクスインターナショナルは4月に発売する予定としている。
基板上にM.2タイプのSSDモジュールを搭載したPCIe SSD
M6eは、サーバーグレードを謳うMarvell製デュアルコアコントローラ「88SS9183」と、19nmプロセス技術の東芝製Toggle NANDフラッシュを採用した拡張カード型SSD。接続インターフェイスはPCI Express 2.0 x2。
外観については、基板上にM.2タイプのSSDモジュールを搭載するという構造で、ブラケット部には電源LEDやアクセスLEDなども装備されている。
512GBモデルには大容量の1GB DDR3キャッシュが搭載されており、最大リード・ライト速度は、シーケンシャルアクセス時で770MB/s、625MB/s、ランダムアクセス時で105,000IOPS、100,000IOPSを公称する。
下位モデルのキャッシュ容量は、256GBモデルが512MB、128GBモデルが256MB。公称パフォーマンスは、256GBモデルがそれぞれ770MB/s、580MB/s、105,000IOPS、100,000IOPS、128GBモデルがそれぞれ770MB/s、335MB/s、96,000IOPS、83,000IOPSとされている。
また、AHCIのサポートによりドライバなしで使用できる点も特徴としている。ブートについては、従来のBIOSブートとUEFIブートの両方に対応しており、Plextorによれば、OSの起動時間はBIOSブート時で20秒、UEFIブート時で10秒という。
このほか、耐久性の高さもアピール。アメリカのテストプロバイダであるFlexstarの設備を用いて耐久試験を実施したといい、48時間連続して行なうリード/ライトテストや、アイドル/スリープ/休止モードを4,000回繰り返すテストなどをパスしたとしている。MTBFは240万時間を公称する。保証期間は5年間。
なお、リンクスインターナショナルではM6シリーズの発売を記念して、同シリーズの購入者にPCケースやマザーボードなどが当たる「Plextor SSD M6シリーズ発売記念キャンペーン」を29日(土)から実施中。キャンペーンの実施期間は4月30日(水)まで。応募受け付けは同社の専用サイトで行っている。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]