ニュース

実測1,000MB/sのM.2 SSDが販売開始、SAMSUNG製

容量512GBで8万円以上

(5/15 18:15更新)販売を確認。

 シーケンシャルリード1,400MB/sを謳うSAMSUNGのPCIe接続M.2 SSD「XP941」が初登場、容量512GBの「MZHPU512HCGL-00000」の販売がドスパラパーツ館で始まった。

 店頭価格(税抜き)は79,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。バルク品でメーカー保証無し(同店の保証はあり)。入荷数は1個としている。

M.2タイプでPCIe 2.0 x4接続のSSD

 XP941は、同社が2013年6月に超薄型ノートPC向けとして発表したM.2タイプのSSD。発表当時に、生産を開始したこともアナウンスされていたが、店頭での単品販売を確認したのは初めてだ。

 「シーケンシャルリード性能は1,400MB/s」(プレスリリース)という高いデータ転送速度が謳われており、同店が実際に行なったベンチマークテストでも、シーケンシャルリード1,059MB/s、ライト903.4MB/sといった結果だったという。

 テストには、通常のM.2スロット(PCIe Gen2 x2)より高速な「Ultra M.2」スロット(PCIe Gen3 x4接続)を搭載したASRock製Z97マザー「Z97 Extreme6」を使用している。

 モジュールタイプは2280(22×80mm)。容量は512GB、256GB、128GBの3種類。搭載NANDフラッシュは10nmクラスとされており、今回搭載されていたチップの刻印は「K9UKGY8SCC DCK0」となっていた。

 MZHPU512HCGL-00000の主なスペックは、接続インターフェイスがPCIe 2.0 x4、シーケンシャルアクセス性能(最大)がリード1,170MB/s、ライト930MB/s、ランダムアクセス性能(最大)がリード122,000IOPS、ライト72,000IOPS(スペックは同店による)。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]

SAMSUNG MZHPU512HCGL