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12Gbps SAS対応のSSDがSanDiskから登場、1.6TBで実売39万円

 リード980MB/sを謳うSanDiskのエンタープライズ向け12Gbps SAS SSD「Lightning Ascend Gen. II SAS SSD」が登場、オリオスペックが販売を開始した。

 容量は200GB、400GB、800GB、1.6TBの4種類で、店頭価格は税込95,000~389,600円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。200GB以外は受注販売で、通常の納期は約1ヶ月後としている。

フラッシュメモリは19nmプロセスのeMLCを採用

 Lightning Ascend Gen. II SAS SSDは、電子メール/メッセージサーバーや、オンライントランザクション処理データベースなどの用途に向けた2.5インチ/12mm厚の12Gbps SAS対応SSD。フラッシュメモリは19nmプロセスのeMLC(Enterprise MLC)を採用する。

 公称性能(最高値)は、シーケンシャルリード980MB/s、ライト600MB、ランダムリード195,000IOPS、ライト100,000IOPS。同社は「迅速なデータアクセスに不可欠な最大の帯域幅と高い性能を備える」「最も費用対効果の高いI/Oパフォーマンスを実現する」などと、スペックやパフォーマンスの高さをアピールしている。

 信頼性・耐久性関連のスペックは、MTBFが250万時間、DWPD(Drive Writes per Day、1日あたりにドライブの全容量を書き換えられる回数)が10、電源オン時間が年間8,760時間(24時間×365日)などとされている。保証期間は5年間。

 本体サイズ(最大部)は高さ15×幅70.1×奥行き100.45mm。重量は238g。消費電力は通常5.9W、アイドル時3.9W。

[撮影協力:オリオスペック]