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40Gbpsサポートの「Thunderbolt 3」を搭載したZ170マザーが初登場

GIGABYTEの「GA-Z170X-UD5 TH」、コネクタ形状はUSB Type-C

 40GbpsサポートのThunderbolt 3を搭載したGIGABYTEのZ170マザー「GA-Z170X-UD5 TH」が発売された。同社は「世界初のThunderbolt 3認定マザー」とアピールしている。店頭価格は税込27,900円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

転送速度が最高40GbpsのThunderbolt 3を搭載、コネクタ形状はUSB Type-C

 GA-Z170X-UD5 THは、Intel Z170チップセットを搭載したATXタイプのLGA1151マザーボード。8月に発売された「GA-Z170X-UD5」の上位モデルで、最高40Gbpsの転送速度に対応した汎用インターフェイスのThunderbolt 3が搭載されている。

 Intelが6月に発表したThunderbolt 3は、Thunderbolt 2に続く最新規格で、最高転送速度が20Gbpsから40Gbpsへ向上。コネクタの形状もMini DisplayPortからUSB Type-Cに替わり、IntelによればUSB Type-Cケーブルを流用できるほか、変換アダプタを介して既存のThunderboltデバイスを接続することも可能という。

 GA-Z170X-UD5 THのI/Oパネル部には、USB Type-C形状のThunderbolt 3ポートが2基装備。DisplayPort 1.2ポートとしても機能し、リフレッシュレート60Hzで最高解像度4,096×2,304ドットでの出力が可能とされている。また、USB 3.1ポートとしても機能する。

 このほか、GA-Z170X-UD5より高クロックのDDR4-3800メモリをサポートする点、MegaChipsのDisplayPort-HDMIコンバータチップ「MCDP2800」の搭載により、HDMI 2.0をサポートする点も特徴(リフレッシュレート60Hzで最高解像度4,096×2,160ドットでの出力に対応)。2基のThunderbolt 3ポートとあわせて、3画面同時出力が可能という。

 スロット数はPCIe x16×3(x16/x8/x4動作が各1基)、PCIe x1×3、DDR4 DIMM(最大64 GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI 2.0、Thunderbolt 3(2基)、Gigabit Ethernet(Intel製チップ)、6Gbps SATA、SATA Express、M.2、USB 3.0、PS/2、7.1チャンネルサウンド。

 ちなみに、8月に発売された「GA-Z170X-Gaming G1」などのマザーも、6月のCOMPUTEX TAIPEI 2015で展示された際はThunderbolt 3を搭載するとされていたが、発売段階では非搭載になっていた。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]

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