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Corsair製水冷クーラーを搭載したGTX 980 TiがMSIから登場

冷却性能と静粛性が30%、GPUクロックが20%アップ

（2015/10/9 11:30）

　Corsair製水冷クーラーを搭載したMSIのGTX 980Tiカード「GTX 980Ti SEA HAWK」が発売された。「数量限定販売」（同社）というモデルで、店頭価格は税込116,480円（詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと）。

GPUにCorsairの簡易水冷キット「Hydro Series H55」を採用

　GTX 980Ti SEA HAWKは、GeForce GTX 980 Tiを搭載したオーバークロックタイプのビデオカード。同社とCorsairが共同で開発したという製品で、GPUにCorsairの簡易水冷キット「Hydro Series H55」が用いられているほか、メモリ・VRM用のファンを備えている。

　水冷と空冷の組み合わせにより「低温かつ低騒音で安定した高クロック動作を実現する」（同社）といい、リファレンスカードとの比較では、冷却性能と静粛性が30%、GPUクロックが20%アップしたという。

　GPUはあらかじめOCされており、クロックはベース1,190MHz、ブースト1,291MHz。搭載メモリはGDDR5 6GBで、クロックは7,096MHz。

　映像端子はDisplayPort 1.2×3、HDMI 2.0×1、DVI-I×1。外部電源端子は8ピン、6ピンが各1基。カードサイズは270×111×40mm。ラジエーターサイズは151×118×52mm。

　なお、Corsairは、Hydro Series H55のCPU対応モデルもラインナップしている。店頭販売は未確認。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]