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ファミコンの新作カセット「8BIT MUSIC POWER」がついに発売
取扱説明書やパッケージも純正を意識
(2016/1/30 12:00)
ファミコンの新作カセットが21年ぶりに登場、ファミコン本体の内蔵音源を利用して音楽を再生するカセット型のアルバム「FC/FC互換機用 8BIT MUSIC POWER(CC-8BMP-BK)」が発売された。製品の販売元はコロンバスサークルで、任天堂のライセンス製品ではないという。
販売ショップは三月兎各店やBEEP 秋葉原店、トレーダー 本店などで、店頭価格は税込3,230円~4,100円前後。発売日当日の30日(土)には、プロデューサーのRIKI氏が秋葉原のショップに来店し、発売を祝った。三月兎1号店やBEEP 秋葉原店ではRIKI氏のサイン入りパッケージを販売中。
店頭販売開始にあわせて、BEEP 秋葉原店ではファミリーコンピュータを使ったデモが、三月兎1号店ではAV仕様ファミリーコンピュータ +NES RGBを使ったデモが始まっている。
ファミコンのゲームカセットと同じ形状の音楽アルバム取扱説明書やパッケージも純正を意識したデザイン
8BIT MUSIC POWERは、ファミコン(8bitゲーム機)の内蔵音源チップを利用してレトロな音を再生するカセット型の音楽アルバム。イラストレーターのRIKI氏がプロデュースした製品で、80年代にアーケードゲームやPCゲームで活躍したクリエイターなどが手掛けたオリジナルの楽曲が計11曲収録されている。
アルバム本体はファミコンのゲームカセットと同じ外観をしており、ファミコンにカセットを差し込むだけで楽曲が再生される。また、ファミコンのコントローラーを操作することで、再生楽曲を変更することも可能。
このほか、取扱説明書やパッケージも当時のファミコンのゲームを彷彿とさせるデザイン・カラーリングになっているのも特徴。
音楽を担当する主なスタッフは慶野由利子さん(代表作:ゼビウス、ディグダグ)、塩田信之さん(代表作:サマーカーニバル'92 烈火、マックスウォリアー)、与猶啓至さん(代表作:あすか 120%、マッドストーカー)、佐野広明さん(代表作:魔法少女リリカルなのはシリーズ)など。
なお、製品は純正カセットの仕様とは異なるため、正常に動作しない場合があるという。動作確認が取れている機種は、コロンバスサークルのファミコン互換機が挙げられている。
発売を記念して、2月13日(土)にはイベントも実施予定。