アキバ店員のPCパーツウォッチ
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( Ivy Bridge-E )
(2013/9/24 14:30)
Intel Core i7-4960X/4930K/4820K
LGA2011プラットフォームのCPUが久々に刷新、開発コード名「Ivy Bridge-E」のCore i7シリーズ3モデル「Core i7-4960X/4930K/4820K」が発売された。実売価格が3.5万円~11万円と高価なモデルだが、すでにLGA2011環境を構築しているユーザーの買い替え用CPUとして、大手ショップを中心に順調な売れ行きを見せている。
ツクモeX.パソコン館
思ったよりは売れています。半数以上の方がi7-4930Kで、i7-4960Xがちょこっと。ほとんどの方がCPU単体で購入していますが、i7-4820Kはマザーと一緒に買われる方が多いです。前モデルから性能面の向上はそんなにないんですが、PCI Express 3.0に期待されている方や、意外にオーバークロックすると伸びるということで、その辺を試したい方が買っているようです。ちなみに、うちのスタッフも買っていて、i7-4930K(定格3.4GHz)が空冷環境で4.8GHzで動作したそうです。
ソフマップ 秋葉原 リユース総合館
i7-4960Xとi7-4930Kが売れていますね。購入層もすでにLGA2011環境を持っている方がほとんどで、LGA2011の最後のアップデートとして考えているようです。
パソコンショップ アーク
CPUだけ売れているので、多くの人がSandy Bridge-Eからのアップグレード用に購入しているようです。今は、上位も下位も満遍なく売れているので、売れ行き的には順当な感じです。今後は、IDF 2013で展示されていたマザーボードが出てくると思われるので、新規に一式組むのも良いと思いますよ。欲を言えば、最上位は8コアや10コアといった完全にハイエンドなモデルが出て欲しかったなぁと。高クロックモデルにするのは難しいかもしれませんが、Xeonの状況を見ている限り、多コアモデルが作れないことは無さそうですしね。
ドスパラパーツ館
これまでのIntelの最上位シリーズと同様に、一定の数が売れていますね。人気があるのは下位のi7-4820Kで、マザーボードと一緒に購入していく人が多いです。一方で、上位のi7-4960Xやi7-4930Kについては、CPU単品で購入する人が多めです。ちなみに、今回からメモリがDDR3-1866に対応したのですが、メモリはあまり動いていませんね。
BUY MORE秋葉原本店
対応メモリを用意していることもあって、比較的好調ですね。人気があるのは、i7-4930Kですが、i7-4960Xもぼちぼち売れています。あと、マザーボードはASUSやSUPERMICROの製品が出ています。今回のモデルは待っていた方も多かったと思うんですが、同時期にメモリの価格が高騰したので、そこはちょっと残念ですね。
ソフマップ 秋葉原 本館
発売日当日に少し売れたぐらいですね。メモリを沢山積みたい人など、欲しい人は限られているので、こんなものじゃないでしょうか。
ZOA 秋葉原本店
i7-4930Kは出だしは良かったんですけどねぇ。Sandy Bridge-Eとの違いが見えにくいためか、今は厳しいですね。高機能の新チップセットが一緒に発売されるとか、ユーザー側にわかりやすいかたちで旧製品との違いを出して欲しかったと思いますね。
OVERCLOCK WORKS
ぼちぼちですかね……。凄く安く販売しているところもありますからね……。
オリオスペック
最上位モデルは売れました。ただ、全般的にあまり問い合わせが無いので、最初だけかなといった感もあります……。