アキバ店員のPCパーツウォッチ

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( Radeonシリーズ )

このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。

AMD Radeonシリーズ

 今回は「Radeon R9 380X」の発売や新ドライバ「Radeon Software」の公開といった動きがあったRadeonシリーズの売れ行きを調査してみた。最近はGeForce GTXシリーズの人気が高いビデオカード市場だが、メモリ容量の多いRadeon R9 390X/390はGeForceに同等品が無いためか、複数のショップで人気を集めている。

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 全体的に売れているのは、圧倒的にGeForce GTX 970/960ですが、RadeonもR7 360は普通に売れています。あと、R9 390も8GBメモリ搭載のビデオカードの中では安いので売れています。ゲームでMODを使う人はメモリが無いとダメなので、その辺で選んでいるようです。ただ、安めのモデルは物が全然入ってこないです。年末にあわせてR9 390は沢山売りたいんですが、物が無いみたいで……。

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 問い合わせがあるのは、意外とR7 370とか。今、Radeonを持っている人が乗り換え用に探している感じで、動画再生支援を気に入っている人が使っているようです。2Dや動画再生なら上位のモデルを選ぶ理由もないですし。ハイエンドモデルは、メモリが多いR9 390Xや390で悩む人が多いです。メモリ重視の方なので、性能などは分かっていて使っていると思いますよ。

パソコンショップ アーク

 8GBメモリ搭載R9 390X/390などは売れていますね。新モデルのR9 380Xは価格がこなれてくればといったところではないでしょうか。全体的に見ると、Radeonは4GB以上のメモリを搭載したモデルが売れ筋だと思いますよ。新ドライバ「Radeon Software Crimson Edition」に関しては、日本ではレビューがあまり行われていないこともあり、目立った動きが無いのですが、最新ゲームに合わせて最適化ドライバが更新されるなど、今後対応が良くなればカードの売れ行きにも影響があるかもしれませんね。ドライバソフト自体は軽くなって良くなっていると思いますよ。

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 ビデオメモリを8GB搭載しているR9 390X/390が売れていますね。あとは、FuryシリーズもAMD好きのハイエンドユーザーに支持されています。最近登場した新ドライバ「Radeon Software Crimson Edition」については、今のところ様子見をしている人が多い印象ですね。Crimsonがどれくらいゲームに影響するのか、情報が少ないので。今後、ユーザーのレビューが増えてくれば、導入する人が徐々に増えてくると思いますよ。

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 R9 380が売れていて、2万円台後半ぐらいのアッパーミドルクラスが人気です。上位のFuryシリーズは発売当初は動きが良かったのですが、最近はぼちぼちですね。Furyシリーズは値段次第ではもっと売れると思うので、今後値段が下がることを期待しています。

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 最近はR7 370/360がたまに売れるぐらいですね。最近のRadeonは大幅なアップデートがあまり無いので、全体的に動きは鈍くなっています。Radeon Software Crimson Editionについては、まだ露出が少ないので知らないという人が多いですね。来年は大きな動きがあることを期待しています。

(AKIBA PC Hotline!編集部)