Crucialの新型SSD「MX300」のラインナップ拡充、高速なNVMe対応SSDが一部で大幅特価に

• HDD
  外付け8TBが税抜き約2万円
• SSD
  NVMe対応品が大幅特価
• メモリ
  DDR4 16GB×2が過去最安
• CPU
  Intelが幅広く値下がり

1,050GBなどCrucial「MX300」のラインナップ増加、SamsungとIntelのNVMe対応SSDが大幅特価に

　Crucial MX300が発売済みの750GBを含め、7月末に275～1,050GBを揃えてきた。Micron製3次元NAND技術を採用し、調査時点の最安値は、1,050GBが税込32,398円、750GBが前回比1,000円安の税込20,980円、525GBが税込15,699円、275GBが税込8,186円。

　容量の刻みが風変わりで分かりにくいが、1GB単価は28.0～30.9円で、BX200の27.1～29.1円や、SanDisk Ultra IIの26.8～33.3円と比較されよう。

　値動きの面では、960～1,050GBの最安値がApacer Pantherの税込21,980円(22.9円/GB)で変わらないものの、Crucial BX100 1TBが7月30日に税込21,578円で特売。目を惹くのは、全体の平均が3,994円(13.8％)も下落した点で、Patriot Blastが22,980円に急落したことが大きい。ADATA SP550の税込24,379円、CFD販売 S60NCG1Qの24,818円に加え、人気のUltra IIも特価(税込)25,699円だ。

Crucial MX300のラインナップが拡充、275～1,050GBのモデルが出揃う。

M.2 SSD(PCIe)のSamsung SM951 256GBが大幅特価

PCI Expressカード型の高速SSD「Intel 750」の特価品

　一方、480～525GBはApacer Thunderbirdが一部で税込11,480円(23.9円/GB)を付けたが、全体としての最安値は若干上昇。それでもNetac N560SやSanDisk SSD Plusの特価に加え、PNY CS1311の480GBが税込11,950円で出回るなど、12,000円以下で入手できるモデルは多い。

　240～275GBも最安値が上昇。6,000円を切るのは2機種で、Netacの税込5,979円(24.9円/GB)と、Apacer Thunderbirdの税込5,980円だ。ほかに廉価な製品としては、Patriot SparkとUMAX S200が発売された。後者はメモリで有名なブランドだがSSDは珍しく、240GBが税込6,480円。CFD販売 S6ONCG1Qも同じく税込6,480円で出回り始めている。

　M.2 SATAでは、MX300のM.2版が販売開始。13日時点で税込8,580円と、240～275GBの最安を付けた。続いて20日にはADATA SP550のM.2版も発売され、こちらは240GBが税込7,980円とさらに安い。サイズはどちらも一般的な2280だ。

　最後に、読み出し速度が2,000MB/s台に達する超高速SSDを2件。まずはM.2 PCIeのSamsung SM951(NVMe対応版)で、一部ショップに再入荷し、6日に512GBが税込30,980円、256GBが税込12,938円で特売された。128GBも20日時点で税込9,980円となっている。

　もうひとつは2.5インチ・U.2のIntel 750で、20日調査時に1.2TBが税込77,777円、400GBが税込35,800円と、それぞれ通常より1～2万円近く安い。「速いけど高いよね」と諦めていた向きも、この機を逃さず入手できただろうか。