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ゲーミングデバイスや“光り物”の新製品ラッシュだった1年
～ ショップ店員が振り返るこの1年 その4 ～
2016年12月29日 08:05
2016年の総決算ということで、アキバのショップスタッフに今年1年で特に印象に残った製品や出来事について聞いてみた。
今年はゲーミングデバイスが各社から多数登場、複数のショップが専門フロアを新設し、店頭を盛り上げた。また、PCケース内を“魅せる”パーツも選択肢が増え、光り物ファンにとっては嬉しい1年となった。
ツクモパソコン本店Cさん
入力デバイスは新製品が一気に増えましたね。うちはロジクールが売れていますけど、分離式のキーボードもよく売れました。特に赤軸のモデルが人気で、入荷してもすぐに売り切れてしまいますよ。あとは、フロア改装をしてから、ウルトラワイド液晶がよく売れるようになりました。全体的には34インチサイズを買っていく方が多いイメージです。
GALLERIA LoungeAさん
各社軸違いのモデルを用意して、キーボードの選択肢が増えたことですね。外観もフレームレスなどお客様の好みに合ったモデルが選択ができるようになったと思います。特に銀軸（Cherry MX Speed）を搭載したモデルは人気が高かったです。
GALLERIA LoungeBさん
いろいろなメーカーからゲーミングデバイスが発売された年でした。ゲームとは直接関係ない機能ですが、RGB LED搭載など、お客さんの趣向に合わせて選択できるようになったと思います。
ツクモDOS/Vパソコン館Aさん
CorsairのK70シリーズとか、ちゃんとしたゲーミングキーボードが多く発売された事が印象に残っています。あとは、出る出ると言われながら、なかなか出てこなかったREALFORCEの光るモデルやアナログ入力モデルも発売されましたしね。
ツクモeX.パソコン館Dさん
個人的にはゲーミングチェアが結構売れるようになったなぁと。ゲーミングデバイスはわりと満遍なく売れています。あとは、RAZERZONEのオープンですね。ちなみにRAZER製品は、どこかのコミュニティサイトに書き込みがあるらしく、インドネシアの方々が集団で買いに来られることが割と多いです。
ツクモパソコン本店Bさん
PCケースだとガラスケースが人気でしたね。IN WINが強いです。あとは、LEDを使った本格的に光らせるモデルも人気で、ENERMAXのOSTROG ADVは結構出ていました。あと、ThermaltakeのVersa C21 RGBも地味に人気です。
ツクモeX.パソコン館Cさん
光り物と強化ガラス採用のPCケースが一気に増えましたね。あとは高価なケースファンが意外と普通に売れていることかな。まとめ買いも多いですし。
パソコンショップ アークEさん
光り物が増えましたね。ただ、ユーザーの間で流行っているのかと言われると、また別になるので、難しいところです。自作PCユーザーの全員が光り物を求めているわけじゃないですしね。
パソコンショップ アークBさん
自作PCを組む人はより尖ってきている気がしますね。高級ハイエンドだったり、Mini-ITXで極限まで小さく、イルミネーションにこだわったりなど、趣味色が強くなっているなぁと。反面、普通に自作PCを組むという人は減っている感じですね。自作PC好きだった中間層は、PCを組むのでは無く、BTOなど完成品を買う方向にシフトしていますし。PCは「組む物」から「買う物」になる傾向が今年は強まったと思いますね。まあ、最新パーツをすぐに使いたかったら、自作PCを組むしか無いので、自作PCが無くなることは無いんでしょうけど、「ちょっと気になるから組んでみよう」という人は本当に減りました。ライトユーザーはスマホでなんでも済ませちゃいますしね。