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新橋駅前に超大型PC店誕生!「ツクモデジタル.ライフ館」を早速訪問してみた
27日グランドオープン、ゲーミングPCからゴルフ用品まで揃う大人の空間に text by コヤマタカヒロ
(2016/5/26 12:05)
JR新橋駅からわずか1分の好立地に「旧ヤマダ電機LABI Amenity&TAX FREE 新橋銀座口店」がリニューアルしたかたちで、超大型店「ツクモデジタル.ライフ館」が誕生した。
店舗は全8階で構成されており、PC関連は当然のこと、アップル用品が揃うApple Shopから、男性向けのバッグや腕時計などのブランド品が揃う紳士用品フロアを設けるなど多彩。ヤマダ電機グループ、そして全国のツクモ全力でバックアップするかたちでの展開となるそうだ。
5月27日(金)のグランドオープンに先駆けて、23日よりプレオープンがスタート。各フロアの様子を取材してきたので紹介しよう。
なお、お話は副店長の中川大輔さんに伺った。
ツクモならではのPCパーツは5F、6Fに集結店舗の広さを活かして、本店にも置いていないパーツも用意
「ツクモデジタル.ライフ館」のなかで最もツクモらしいのが、PCパーツが並ぶ、6階とツクモオリジナルPCが並ぶ5Fだ。まずはこの2フロアについて紹介しよう。
エレベーターを6階に上がるとさまざまなPCケースが余裕を持って置かれていた。ツクモデジタル.ライフ館は全フロアを通して、動線が広いのが特徴。大型PCケースなども広いスペースに置かれているため、背面なども気軽にみることができた。
中川さんによると、パーツの数は秋葉原の本店やTSUKUMO eX.同じかそれ以上に置く予定とのこと。また、秋葉原とは異なり、ビジネス街でもある新橋に店を構えることもあり、法人ニーズのあるクリエイティブ向けの超高級グラフィックカードを店頭在庫として用意したり、サーバー用のラックマウントを展示するなど、立地による差別化も行われている。
また、6階にはツクモでは初めてとなる、「多目的ソリューションルーム」という特設スペースを用意。これまでは店舗スペースの一部でやっていたイベントをより広いスペースで、売り場を潰すことなく開催できる用になったという。まずはツクモの人気イベントである「ツクモDEつくる女」などのイベントを行う予定とのことだ。
続いて、5階ではツクモのオリジナルPCである「G-GEAR」シリーズなどを中央に展示。また、別エリアには、ゲーミング用のマウスやマウスパッド、各種ゲームパッドのコーナーや、NAS、液晶ディスプレイ、中古パソコンのコーナーも用意。秋葉原の各店舗と同じように中古製品の買い取りも行っている。
オリジナルPCはゲーミング対応の高性能モデルから、オフィスをプリインストールしたビジネスモデルまでを用意。人気シリーズはその場で持ち帰りもできるようになっている。グランドオープン後は、お客さんのニーズにあわせた構成のオリジナルPCを用意していく予定だという。
ヤマダグループとの連携でゴルフやブランド品など大人の趣味を広範囲でサポート
続いて他のフロアをみていこう。7階と8階はツクモの店舗では初めてとなる、ゴルフ用品や紳士ブランドを取り扱っている。
8階で取り扱っているのが腕時計や紳士用のバッグ、ネクタイなど。同じグループのキムラヤが商品を卸すかたちで店舗が展開されているそう。
7階には、ヤマダ電機から引き継ぐ形でゴルフ用品売り場を展開。ゴルフウエアから、クラブ、バッグ、ボールなど、ほとんどのゴルフ用品を手にすることができる。
また、フロアには、試打室も用意しており、クラブの試し打ちなども可能。今後、シュミレーターや弾道計測器などの設置も検討しているそうだ。
もちろん、これらのフロアでのお買い物でも、ツクモのポイントが付与され、ポイントでの購入もできるという。
ヤマダグループ傘下となってからは初のコンシューマゲーム機コーナーが4階に登場法人向けのアンサーデスクでPC導入の相談もできる
残りの1階から4階に関しても簡単に紹介しよう。
1階はiPhone以外のApple製品と周辺機器を取り扱うApple Shopと多数のヘッドホンの視聴ができるオーディオコーナー。オーディオコーナーには椅子も用意されており、備え付けのiPod Touchはもちろん、持ってきたオーディオ機器と接続してヘッドホンを試すことができる。
2階はスマートフォン、タブレットのフロア。店舗の広さを活かしてゆったりとレイアウトされているため、気になる端末をゆっくりとチェックすることができそうだ。プレオープン時はまだ用意はなかったが、今後MVNO SIMの販売やサポートなども計画して予定だという。
3階は法人向けのパソコン窓口を設置。また、ツクモの店舗で初めて、ヤマダ電機テックランドで導入されている「Answer Desk サポート」という施策を導入。WindowsやOffice関連の製品について、有償でサポートを行うとい。遠隔操作でのサポートを併用する形で、素早いサポート対応ができるそうだ。
そして、最後の4階はPC周辺機器のフロア。ここでの最大の注目ポイントとなるのが、ヤマダ電機から残る形となった、コンシューマゲームのフロア。ハードはもちろん、ゲームソフトも購入可能。PCパーツを購入したときのポイントで、コンシューマ向けのゲームソフトを購入すると言うこともできる。
過去、ツクモの店舗でコンシューマーゲームが取り扱われていたこともあったが、ヤマダ電機グループとなってからは初。現在ツクモの店舗で家庭用ゲームを取り扱っているのはツクモデジタル.ライフ館のみとのことだ。
1階から8階までを見て回ったあと、副店長の中川さんに「ツクモデジタル.ライフ館」が目指す形を伺った。
「コンセプトは新橋のビジネスマンの『ステキ』をサポートすることです。例えば趣味の充実です。それは自作やPCゲーム化もしれませんし、ゴルフかもしれません。また、身だしなみも。昼休みや会社が終わった後に訪れて欲しいですね」(中川さん)。
秋葉原の店舗とは異なる新橋ならではの“新しいツクモ”を目指す「ツクモデジタル.ライフ館」。グランドオープンは5月27日(金)だ。