取材中に見つけた○○なもの
もはやパズル?複雑すぎるLEDデバイスの発光パターン制御、ツクモでデモが開始
ASUS、NZXT、Razerの制御ソフトを1台のPCでデモ
2017年3月1日 08:15
ツクモeX.パソコン館で光り物PCパーツのちょっと変わったデモが始まっています。
今回のデモは、ASUSのLEDイルミネーション機能「Aura」に対応したマザーボード「STRIX Z270F GAMING」に、他社の光り物PCパーツを接続して、それぞれのソフトで発光パターンを制御するというもの。デモ機にはASUS、NZXT、Razerの制御ソフトがインストールされています。
ASUS Auraで管理しているのは、マザーの左上に搭載されているヒートシンクLED、AkasaのLEDストリップ(マザーの右、赤色に発光)、SilverStoneの8ポートLEDコントローラー「LSB01」で、LSB01には、SilverStoneのファングリルとLEDストリップが1本接続されています。なお、今回のマザーの場合、AkasaのLEDストリップとLSB01配下のデバイスは、ソフト上では1つのデバイスとして認識されるため、これらのデバイスのLEDを個別に制御することはできないようです。
次にNZXTのソフトで管理しているのは、水冷キット KRAKENとLEDコントローラー「HUE+」。HUE+には、青く光る4本のLEDストリップ(ケース上部、中央部、下部、右)と4月発売予定のAer RGB×2基(マザー右側にあるファン)が接続されています。なお、NZXTのソフトは、各デバイスを個別に認識するため、それぞれ任意の色に変えることが可能ですが、同社以外のLEDデバイスを管理することはできません。
このほか、RazerのChromaアプリでキーボードの発光パターンを制御しています。
LED制御ソフトやコネクタの規格が統一されていないこともあり、パッと見ただけでは、どのパーツがどのソフトで制御できるのかはわからない状況ですが、デバイスの複雑な管理に楽しみを見出せる人にとっては、面白いデモなのかもしれません。