取材中に見つけた○○なもの

攻殻機動隊のタチコマがペットに?「1/8 タチコマ体験イベント」に参加してみた

会話もできるコミュニケーションロボット、近日発売

話す!動く!「1/8 タチコマ」を見てきた!

 アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」に登場する多脚戦車「タチコマ」を1/8スケールで再現したロボット「1/8 タチコマ(通常版/SPECIAL EDITION)」の体験イベントがツクモパソコン本店4F特設会場で開催されたので、参加してきました。

 製品の詳細などに関しては以前に掲載した記事をご覧いただくとして、今回は実際に動いているところを動画でご紹介。

 実際に動作しているところを見ると、ラジコン機能はサブといった感じ。メインはコミュニケーションがとれる部分で、ペットロボットといった印象です。音声認識サーバーや画像認識サーバーと連動しており、攻殻機動隊に出てくるワードに反応したり、明日の天気をこたえてくれたりと、結構かわいい感じです。

 なお、イベントでは販売元のCerevoのスタッフが機能や特徴の解説を行い、デモンストレーションが行われたほか、ユーザーが自由にタチコマとコミュニケーションがとれる時間も用意。ちなみに、動作しないモックアップではありますが、ディティールアップのために金属パーツを採用している「SPECIAL EDITION」のサンプルがツクモパソコン本店II2Fのロボット王国でしばらくの間展示される予定です。

動いて話せて、並列化もできる、1/8タチコマ

 イベントでは簡単に1/8タチコマの機能の紹介が行われ、ラジコン動作可能な点のほか、ユーザーとコミュニケーションをとったり、学習機能の紹介、またその内容をタチコマ間で並列化できる点も紹介されました。

 学習機能は見た物に対しての知識を紐付けするもので、例えばレモンを見せた際に「甘い」と教えればその情報は他のタチコマとも並列化されるとのことです。並列化はタチコマの重要な特徴なので、こだわりを感じます。

 ちなみに、学習できる情報には個人情報やプライバシーに関わるものが含まれないようフィルタリングをかけているとのことです。

限定版の「SPECIAL EDITION」は一部のパーツが金属製に、

 限定版の「SPECIAL EDITION」は通常版から一部のパーツを金属製に変更したモデル。価格は税抜き177,400円。通常版の外装は全て樹脂なので、細かいポイントにこだわる人は「SPECIAL EDITION」が良いかもしれません。