取材中に見つけた○○なもの

初代ファミコンにRGB出力を追加する改造基板が登場

 白と赤のカラーリングが目を惹く「初代ファミリーコンピューター」でRGB出力が可能になるという改造基板が登場、「NESRGB for Famicon(original)」が三月兎2号店で販売中。店頭価格は税込17,258円。

 初代ファミコンは通常、RF接続による映像出力ですが、この製品を内部に実装することでRGB出力が可能になります。同種の製品は昨年、ツインファミコン/AV仕様ファミコン(ニューファミコン)向けのものが発売されており、今回は待望の初代ファミコン向けモデルが登場しました。

 製品を実装するにはファミコン内部のPPUユニットやRF出力基板の取り外し作業、ファミコン筐体の加工、実装部品の半田付け作業が必要となるため、製品は上級者向けアイテムとなっています。同店によると、「従来モデルよりも取り付けが難しくなっている」そう。

 ちなみに、三月兎2号店ではNESRGB for Famicon(original)の実装がほぼ完了した機体が店頭展示中。動作はしていませんが、実装している様子が確認できるので、興味がある人は店舗に足を運んでみて下さい。

初代ファミコンに実装がほぼ完了したNESRGB(内部の配線などがまだ必要という)。
出力部の交換も必要。左は標準搭載されていたRF出力基板。
製品は基板+実装部品がセットになって販売されている。
NESRGBを装着した状態でも筐体は閉まる。
デモ機は背面の加工が済んでいないため、若干浮いているが、加工をすればしっかりと閉まるという。
店頭展示の様子。
店頭POP。
パッケージ。

(森 篤司)