取材中に見つけた○○なもの

マザーボードを大特集、「100選」に超図鑑、さらにプリンタも

【今月のパワレポ】

[佐々木(以下佐)]今月は特集も付録もマザーボード。マザボづくしです。
[鈴木(以下、鈴)]本誌が「100選」で付録が「超図鑑」、……と、どう違うんですか?
[佐々木(以下佐)]第1特集の「マザーボード100選」は大雑把に言えば製品カタログなのですが、注目の100製品を本誌ライター陣の投票によってガチ評価しています。小冊子はこの1年で掲載されたマザーボードのレビューをまとめたもので、128ページもあります。

 今年も年末、ということで、今月のDOS/V POWER REPORTはすっかり「一年のまとめ」モード。

 現行マザーボードを総ざらいして厳選した「マザーボード100選」や、今年掲載したマザーボード&自作キットのレビューをまとめた「超図鑑」など、今のマザーボード選びがばっちりわかる記事を載せています。

 また、今号のパワレポでは、年賀状向けにプリンタ選びもサポート。最近のプリンタは、キヤノンやエプソンの無線LAN付きスキャナ複合機でも9,000円!だったりするので、なかなか侮れません…………

 気になる方は右の写真からぜひどうぞ。

[鈴]「マザーボード100選」…これはどういう趣旨の企画なんですか?
[佐]現在注目のマザーボード100枚を集めて、価格帯ごとに本誌のライター陣がよいと思う製品に投票します。とくに票を集めたものは本誌のレコメンド製品として認定されます。
[鈴]ウルトラハイエンドとハイエンド、ミドルレンジ、ローエンド、スモールフォームファクターの5分類と。それぞれの分類で個性が出てくるのがおもしろいですね。
[佐]ライター陣はみなさん視点が違うのですが、それでも票が集まる製品はやっぱりかなり魅力的なんです。毎年ASUSTeKの製品が多数レコメンド認定されるのですが、昨年からASRock製品の認定が急に増えてきました。実際に多くのマザーに触れているライター達の評価が明らかに変わってきた印象です。
[鈴]店頭で見ていても昨年からASRock製品が目立つようになってきましたね。それに反応するように他社も頑張っていますし、いい意味で競争が激しくなった印象がありますね。
[佐]もう一つの今年のトピックとしては、2万円を切るようなゲーミングマザーを各社が投入してきたことです。OCはしないけど、ゲームはがっつりというユーザー向けで、耐久性やサウンド回りなどを強化しています。こういった製品も票を集めていますね。
[鈴]そして、安ゲーミングマザーの中で高評価なのがミドルレンジのこのあたり、と。
[佐]はい。もっと安いものもいろいろあって、全体的にはそれらの間で得票が割れてしまった感があるのですが、この製品は評価者全員から票を得ており、バランスのよさが目立っています。
[佐]付録のマザーボード&ベアボーン超図鑑は、詳細なレビューをまとめています。128ページ、本誌と同寸なので、“小”冊子ではないですね(笑)
[鈴]今年一年のまとめ、ですねぇ。「そろそろ年末だなぁ」という気がします(^^;
[佐]第2特集はフリーソフトです。Windows 8の普及で、フリーソフトもさま変わりしてきたように思います。そこで、これまで本誌ではあまり取り扱っていなかった新顔を中心に集めてみました。
[鈴]RAMディスクにファイル復元ソフト、USBブートで使えるマルウェア駆除ソフト……なかなか実用的なラインナップですね。
[佐]そろそろ年賀状シーズンということで、本誌でも数年ぶりにプリンタの企画を掲載したんですよ。
[鈴]そう言えば近年、プリンタの記事って他誌やWebでもあまり見なくなりましたね。ショップで見るのが一番早い、みたいな印象が。カタログを作っててどうでした?
[佐]コストパフォーマンスの向上ぶりが半端じゃないですね。2万円も出せば、プリンタ・スキャナ複合機のちょっといいやつが変えてしまいます。安価なモデルでも無線LAN対応は一般的ですし。
[鈴]え" エプソンやキヤノンの無線LAN付き複合機でも9千円なんですか!というか、「USB接続だけ」のモデルが無くなってて軽く浦島太郎(苦笑

レコメンドマザー&得点状況をちょっと公開

 せっかくなので、得票を得た全製品のリストも写真で公開。

 どういう点が評価されたのか、また「オレのお気に入りがどうして評価されていないんだ!?」などなど、詳細はぜひパワレポ本誌をご覧ください。

【スーパーハイエンド編(3万円~)】 【ハイエンド編(2万円~3万円未満)】
【ミドルレンジ編(1万円~2万円未満)】 【ローエンド編(1万円未満)】
【スモールフォームファクター編】

(鈴木 光太郎)