取材中に見つけた○○なもの

SteelSeries製品が強い品薄に、マウスは全モデル入手が困難な状況

 ゲーミングデバイスの人気メーカーであるSteelSeries製品が、複数のショップで強い品薄状態になっています。

 SteelSeries製品の専門コーナーを設けているツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークドスパラパーツ館の在庫状況は、マウスは実売価格が1万円を超えるモデルがごく少量あるものの、その他のモデルは各ショップとも売り切れ。また、キーボードやマウスパッド、ヘッドセットは、マウスに比べれば在庫に余裕はありますが、各ショップとも「次回入荷は未定」とアナウンスしており、今後の状況は不透明です。

 なお、この状況はAmazon.co.jpヨドバシ.comといった大手の通販サイトも同様なので、最近何かと話題になることが多い中国人観光客の“爆買い”が関係しているわけでは無さそうです。

 今回の品薄に関しては各ショップとも、「諸事情により」「詳細不明」など、はっきりとしたアナウンスはしていませんが、「取り扱いを止める訳では無い」ということなので、いずれ改善すると思われます。

 ちなみに、SteelSeriesはサイズの渡辺 剛博氏が代表を務める日本法人「スティールシリーズジャパン株式会社」を9月に設立、すでに営業を開始しています。

 一方、これまで、SteelSeries製品を扱っていたゲートは、10月31日(土)時点で取扱メーカーとしてSteelSeriesを挙げているほか、同社が運営する「SteelSeries 公式ショップ」にもアクセスできる状態です(ただし、在庫は無し)。

 日本法人の設立に合わせて、何らかの問題が発生しているようにも見えますが、一刻も早い在庫状況の改善を期待したいところです。

(石橋 一衛)