国産の黄金戦士?MMX Pentium 300MHz搭載ODP発売
構造は黄金戦士にソックリで、Socket 7用信号ピンと電子部品を載せた基板に、モバイル用MMX Pentium 300MHzを半田付けして一体化させたもの。実際には一部の形状やCPUクーラーが標準でついているなど黄金戦士とは異なる点も多いが、基本構造という意味ではまったく同じ。CPUは基板の信号ピン側にあり、「注意 ここに触れないで下さい」と書かれた黄色いパネルに隠れるように存在している。
この製品を手に入れた者なら、マニアならずともMMX Pentium 300MHzという珍しいCPUを直接見たいと思うはずだが、興味本位で黄色いパネルを剥がすことは絶対に避けた方がいい。なぜなら、このパネルを剥がすとボンディングで配線されたワイヤが“ブチブチ”と見事に切れてしまう構造になっており、興味本位で剥がしてしまうと、まったく使い物にならなくなってしまう。モバイル用MMX Pentium 300MHzの顔はこのページで見てもらうとして、実際に購入した人はそのパネルは絶対に触らないことだ。
この製品は、K6に対応していない旧型のPCをアップグレードするためのもので、PC側は単なる高クロックのMMX Pentiumとして認識する。使ってみたいという人は、同社の製品情報ページに対応機種が細かく記載されているので、自分の使っている機種が該当するのかどうかチェックしてみるといい。
調べた限り、実売価格はほぼ29,800円で横並びだ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
【1998/6/6】ビックリ仰天!? 光華商場では謎のCPU「黄金戦士」も販売中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/980606/taipei98.html
□HP5-MX300-L(メルコ)
http://www.melcoinc.co.jp/product/cpu/hp5-mx300-l.html
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