選別品のメモリチップを使って「PC3700相当(466MHz)」などでの動作に対応したという高速DDR DIMM。従来の高速DDR DIMMは「PC3500相当品(433MHz)」が最高速だった。メーカーは今回が初登場のGeILで、容量は512MB。 モジュール自体はヒートスプレッダで覆われているため、メモリチップは確認できないが、メモリ電圧(通常は2.5V)を3Vに上げても動作するメモリチップのみを搭載しているそうで、製品資料にも動作電圧が「2.5V-3.1V」と記載されている。PC3700でのCAS Latencyは2.5。 GeILでは姉妹モデルとしてヒートスプレッダなしのGL3700GDや、PC3500相当品のGL3500PUもラインナップしており、USER'S SIDE本店では容量256MBと同512MBのGL3500PUを販売中。GL3500PUも3Vで動作するメモリチップを搭載しており、公称動作電圧は「2.5V-3.1V」とされている。 製品パッケージは黄色の蛍光アクリル板を使った派手なもので、設定例などが書かれたマニュアルが同梱されている。 PC3500やPC3700に正式対応するマザーボードは発売されていないが、GeILではPC2700/3000/3200/3500に対応した推奨マザーボードのリストを公開中。 □FAQ(GeIL) http://www.geilusa.com/faq.asp □関連記事 【2002年10月5日】DDR SDRAM最速のPC3500メモリがデビュー、Corsair製の512MB http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021005/etc.html#pc3500
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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