【 2003年4月19日号 】
FSB 800MHzのPentium 4発売も即販売中止、週末に一部再開
代理店が急遽製品を一部回収、週明けに販売再開か?
FSB 800MHz時代到来一時販売中止
【FSB 800MHz時代到来】【一時販売中止】
パッケージスペックシール
【パッケージ】【スペックシール】
FSB 800MHz発売開始
【FSB 800MHz】【発売開始】
 FSBを一気に800MHzまで引き上げた新型のPentium 4が14日(月)午前から複数のショップで販売スタートとなった。が、その直後に代理店側の指示で一時販売がストップするという珍事も起きている。

 14日(月)からの販売開始自体は代理店側も当初の予定通り。ところが、当日になってIntel側から「Intelラボのバリデーションテスト中に、ごく限られた量ではあるが不具合が見つかった」との発表があり、急遽販売が中止に。一時は製品回収の事態にまで発展した。複数のショップでは、「結果的に販売開始2〜3時間で製品を引っ込め」てしまったという。

●フライングとリコールが同時

 一時的に出回ったのはFSB 800MHzに対応したPentium 4 3GHzのリテールパッケージ品で、実売価格は51,979円〜65,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。国内の発表は15日(火)であり、今回もまた1日早いIntel公認のフライング販売ということになった。

 なお、多くのショップは在庫を店内に抱えたまま販売再開の指示が出るまで待機している状態だが、DOS/Vパラダイス秋葉原本店DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館は「販売再開の正式なアナウンスが週明けにも出るという情報があった」として、それを先取りするかたちで19日(土)から独自に販売を再開している。ただし、「何かあるかもしれない」という条件付きでの販売だという。

●FSBが飛躍的に上昇

 今回のFSB 800MHz版Pentium 4 3GHzは0.13μmプロセスルールで製造され、Hyper-Threadingテクノロジや512KBの2次キャッシュを搭載する点などは従来同様。現行のPentium 4 3.06GHzとの主な違いはFSBのみで、変更点の数そのものは少ない。

 ただ、性能重視のパワーユーザーにとってはこのFSB 800MHz化は見逃せないところだ。対応チップセットとして同時発表されたCanterwoodことi875Pでは、従来のE7205を上回る6.4GB/sのデータ転送帯域幅を持つデュアルチャネルDDR400インターフェイスをサポートしている。CPU側の帯域幅もFSB 800MHz化により6.4GB/sまで引き上げられており、両者を組み合わせることで、CPUの動作クロックは同じ3.06GHzでも、現行Pentium 4とE7205搭載マザーボードの組み合わせを上回るハイパフォーマンスが期待できるというわけだ。

●正式な販売再開が待たれる

 また、FSB 800MHz版Pentium 4では2.40GHz、2.60GHz、2.80GHzといった下位モデルが5月頃に投入される見込みとなっているもの注目されるところ。

 新型Pentium 4のどういった点に問題があるのか、そして正式な販売再開時期はいつになるのか不安要素はいくつかあるが、これも近いうちに何らかの発表が行われるはず。今はそれを待つしかないだろう。

□Pentium 4(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/home/desktop/pentium4/
□関連記事
【2003年4月5日】FSB 800MHzの新型Pentium 4らしきES品が展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030405/etc_fsb800p4es.html

 (Intel FSB 800MHz対応Pentium 4 3GHz)

[撮影協力:高速電脳]


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