【 2003年6月7日号 】
龍をあしらった派手な外観のPC3500メモリが発売、金邦製
GeIL GeIL
GeIL GeIL
GeIL GeIL
 龍のデザインを全体にあしらうという、一風変わった外観の「PC3500」対応DDR SDRAM DIMM「Golden Dragon PC3500」がGeILから登場した。容量256MBのモジュールが2枚セットになっており、実売価格は19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「Golden Dragon PC3500」は、その名のとおり金色(実際には黄土色)の基板と全体にあしらわれた龍のデザインが特徴のメモリモジュール。基板の空き部分に龍の顔がプリントされており、裏面の配線パターンもどことなく龍を思わせるものになっている。また、メモリチップ上のマーキングもユニークで、筆記体の「金」の文字をベースとしたGeILのロゴと、やはり筆記体で「DDR 32MB」というスペックが記されている。さらに、基板表面にはメモリチップ列を覆う形で細長で薄い透明ケースが付いており、龍の絵がプリントされた付属のデザインシートをそこに挿入できるようになっている。

 色付きタイプなど、過去にも変わったメモリモジュールはいくつか登場しているが、ここまでデザインに凝った製品は珍しい。通電時は基板隅のLEDが光るようにもなっており、シースルータイプのPCケースと組み合わせるとよく映えそうだ。

 なお、GeILというのは台湾のメーカーで、名前はGolden Empire Internationalの略、現地名は金邦科技という。全体的に金にこだわっている点や、中華風のデザインになっているのは、このあたりが理由。2001年にもオーバークロック耐性の高いメモリとしてGeILブランドの製品が出回って話題になったことがある。

□Golden Dragon PC3500(GeIL)
http://www.geilusa.com/proddetail.asp?linenumber=14
http://www.geil.com.tw/
□関連記事
【2001年4月14日】「金」印のメモリチップと金色基板の珍しい高速SDRAMが出回る
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010414/etc_kinpo.html

 (DDR SDRAM)

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


[前の記事]: ATXにもなる合体式microATXマザーボードが登場、QDI製
[次の記事]: 腕時計型USBメモリが来週発売、USBケーブルも内蔵

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp