【 2004年5月1日号 】
Pentium M対応のキューブ系自作PCキットが初登場
ノートPC型に続いてキューブ系デスクトップも発売に
本体内部
【本体】【内部】
I/Oパネル価格は5万円台
【I/Oパネル】【価格は5万円台】
 COMMELLのPentium M対応Mini-ITXマザーボード「LV-671NSMP」を採用したキューブ系自作PCキット「LV671NSMP ACベアボーンキット」がデザインテクニカから登場した。Pentium M対応の自作PCキットはこれまでノートPC型は出ているが、キューブ系のデスクトップPC型は今回が初めてだ。実売価格は51,390円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●ケース内部は余裕あり

 筐体は、以前同社から発売された「EPIA-CL10000」採用の自作PCキット「CUBE CL-10000 ベアボーンキット」をやや薄型にしたようなシンプルなデザイン。「LV-671NSMP」はもともと組み込み用途向けのマザーボードということもあって、小型筐体ながらケース内部は広々としており、パーツの組み込み作業もそれほど難しくはなさそうだ。

 ドライブ機器は3.5インチHDDとスリムタイプ光学ドライブが内蔵可能で、ライザーカードによりPCIスロットが1本使用できる。ケースファンは右側面に1基装備。電源はファンレスタイプの80W ACアダプタ。

●専用部品も付属

 また、単品で販売された「LV-671NSMP」に比べて付属品が充実しているのも特徴。薄型CPUクーラー、フィルムタイプFDDケーブルのほか、「LV-671NSMP」にはなかったセカンダリIDEコネクタ(44ピン)対応ケーブル、I/Oパネル部のシールド板(ケースに標準装備)が付属している。

 ケースファンやファン付きのCPUクーラーがあるため、ファンレスPCとはいかないものの、Pentium M対応マザーボードでPCを自作する際の難関の一つとも言えるPCケース選びに苦労しなくてよいのは非常に大きなメリット。値段は張るが、手軽にPentium M搭載PCを自作したい人にとっては最適の製品と言えるだろう。

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【2004年4月10日】裏面がフラットなMini-ITX対応Pentium Mマザーが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040410/etc_lv671ns.html
【2004年3月20日】せんべい缶のような見た目の小型自作PCキットが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040320/etc_cubecl1j.html

 (デザインテクニカ LV671NSMP ACベアボーンキット)

[撮影協力: OVERTOP]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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