電源や冷却パーツなどの管理や制御を行なうESA規格に対応したSilverStoneのアルミ製タワーケース「TJ10B-WESA」のサンプルがツクモ ケース王国で展示中だ。販売可能な製品は4月に入荷する予定で、予価は49,980円。
ESAはNVIDIAが提唱する規格で、電源やケースファン、水冷ユニットといった機器の温度や動作状況などをマザーボードから監視し、制御を行なうためのもの。使用にあたってはマザーボードと、電源や冷却パーツなどとを橋渡しするコントローラが必要だが、この「TJ10B-WESA」にはそのコントロール基板があらかじめ搭載されている。
コントロール基板は本体内部の底面のほぼ中央部に搭載。基板上には、マザーボードと接続するためのUSBコネクタ(ピンヘッダ)や、温度センサー、ケースファンなどと接続するための端子が数多く用意されており、製品には接続用ケーブルも同梱されている。基板への電源供給は、5インチ光学ドライブなどと同様の4ピンコネクタ経由で行なう。
ESAのコントロール基板を搭載する点以外は一般的なPCケースと同様。E-ATX、ATXタイプなどのマザーボードが搭載可能で、ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6を備えている。本体サイズは幅207×高さ521×奥行き644mm。ケースファンは120mmサイズをフロント/リア/サイドに各1基、トップに2基備えている。
□TJ10-ESA(SilverStone Technology)
http://www.silverstonetek.com/products/p_contents.php?pno=tj10-esa
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| (SilverStone SST-TJ10B-WESA) |
[撮影協力:ツクモ ケース王国]