高い電源変換効率を示す「80 PLUS GOLD」を取得した初のATX電源。メーカーはOCZ。 Z Seriesは、電源ユニットに対する認証制度「80 PLUS」における最高クラスの80 PLUS GOLD(以下GOLD)を取得した製品。GOLDの取得条件は、電源の負荷率が20%、50%、100%のそれぞれの場合に、変換効率が87%、 90%、87%を満たしているというもの。Z Seriesはパッケージなどの表示によれば「90%を超える高い変換効率」を実現しているという。このほか、NVIDIA SLI認証も取得済みとしている。 GOLD取得電源の店頭での販売を確認したのはこれが初めて。GOLD取得電源に関しては、Corsair製品の入荷予告が6月下旬に出たものの、その後「全ての製品がGOLDの基準を満たすことが保証できない」などとして、結局はワンランク下の80 PLUS SILVER取得製品として発売されたという例がある。 Z Seriesは静粛性が高いという大型の135mm冷却ファンを内蔵。最大出力(ピーク時)は1,000Wモデルが1,100W、850Wモデルが940W。主な電圧ラインの最大電流は 1,000Wモデルが+12V/83A、+5V/25A、+3.3V/25A、850Wモデルが+12V/71A、+5V/25A、+3.3V/25A。 本体奥行きは160mm。内部電源ケーブルはPCI Express用(6ピン/8ピン対応)、Serial ATA用、FDD/ペリフェラル用が着脱できる(24ピンATXメインなどは不可)。
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