場所はベルサール秋葉原（ブロックD2-[b3]）で、1Fで展示会場、B1Fが展示と特価品販売、そして各種セミナー会場になっていた。

　初日となった31日（土）はAMDやNVIDIAがセッションを実施。会場の模様と2社のセッションの様子をお届けしよう。

　なお、11月1日（日）はIntelやマイクロソフトなどがセッションを実施している。こちらについては別記事を参照のこと。

□DIY PC Expo 2009
http://www.diypcexpo.jp/

　ASUSやThermaltake、OCZ、ELSA、Leadtek、ZOTAC、SAPPHIRE、COOLER MASTER、3R SYSTEM、IN WIN、Corsairほか、著名なメーカー多数が出展。各社のブースそのものは小さいものの、密度の高い展示コーナーになっていた。

　以下、これらブースの目立った展示内容を紹介しよう。

　ASUSのUSB 3.0+6Gbps SATAのコンボカードや、USB 3.0オンボードマザー、OCZが展示していた廉価版のPCIe-SSDなどが特に注目できそうだ。

6Gbps SATAとUSB 3.0を同時拡張するASUSカード「U3S6」。11月発売で、予価約5千円。PCIe x4/x8/x16スロットに対応。	USB 3.0/6Gbps SATAを両搭載するASUSマザー「P7P55D-E Premium」。11月発売予定。	ASUS「P7P55D-E Premium」が搭載するUSB3.0コントローラ
OCZのPCIe-SSDの廉価版「Z-Drive m」。Z-Driveのフラッシュメモリ変更版で、「256GBで10万円以下」を目標にしているという。ラインナップは512GB/1TBもあり。	OCZの3.5インチSSD「Colossus」シリーズ。リード/ライトともに260MB/sを実現するという。	HANA Micron製SSDの新シリーズ「Forte plus」。フラッシュメモリチップをSAMSUNG製→Micron製に変更、価格を抑えているという。11月中旬予定。
LSIブースの1GB/s超え表示。MegaRAID SAS 9280-8eとIntel X25-E×4台を使用、RAID機能はOSのものを利用	G.Skillが展示していた低電圧DDR3メモリ。駆動電圧は1.35V（通常のDDR3メモリは1.5V）。発売時期や予価は未定。	低電圧DDR3メモリの実測電圧。
ZALMANの冷却重視ケース「MS1000」。リムーバブルトレイ内蔵。	ZALMANのファン別売クーラー「CNPS10X FLEX」	ECSの「Ultra」シリーズ。CPU/DIMMソケットの金含有率を3倍にしてあるという。
COOLER MASTERの次世代電源「Silent Pro M」。静音/ハイパワーがウリ。	TFXタイプ、80 PLUS BRONZEの300W電源。IN-WINが12月中旬に発売予定。	IN-WINが「女性向け」とうたうMini-ITXケース。160W電源を搭載して販売予定。
ENERMAXブースでは1,500W電源でHDD16台+i7マシンを動かすデモを実施中	ENERMAブースにあったエナちゃん人形	ENERMAXブースにあった窓辺ななみ人形。なぜ？

　直販コーナーでは破格の特価品が用意されたこともあり、常ににぎわう人気コーナーになっていた。

　また、31日（土）限定で、AMDの6画面出力対応ビデオカード「Radeon HD 5870 Eyefinity Edition」もデモ。迫力のあるゲームプレイや、8万ものインベーダーを迎えうつExcelベースのインベーダーゲームを披露していた（詳細は別項目参照のこと）。

□PC4U
http://www.pc4u-one.jp/