【 2010年1月23日号 】
SSDをHDDキャッシュとして使うアダプタが近日入荷
予価約6千円
 SSDをキャッシュとして用いてHDDの性能を高めるというSilverStone製キット「HDDBOOST」が近日発売される見込みだ。同社の国内代理店であるディラックやマスタードシードから2月上旬に発売される予定で、オリオスペックにはサンプル品が入荷している。同店の予価は5,980円で、入荷予定は「2月中旬ごろ」という。

●SSDをHDDのキャッシュとして利用
 着脱/交換もOK

 HDDBOOSTは、SSDをHDDのいわば「外付けキャッシュ」として用いてデータアクセスを高速化させるというユニークなアイテム。PCの起動時にHDDのデータを先頭セクタから順にSSDにコピーしておき、リード要求があった場合、SSDにそのデータがあればSSDからリードを行なうという仕組みだ。

 こうした仕組みのため、特に先頭セクタ部分に対してランダムリードを行なう作業(OSの起動など)で大きなパフォーマンス向上が期待できるとされる。また、キャッシュが使われるのはリード時のみ。ライト時はHDDに直接データが書き込まれるという。これらにより、SSDのライトの遅さや書き換え回数の制約といった欠点を回避できるほか、「いったんアダプタを利用しはじめた後で、アダプタを取り外しても、HDDをフォーマットするなどの処理は必要なく、そのままHDDを利用できる」(SilverStone)という。

 利用開始時はアダプタとSSDを取り付けるだけでよく、HDDのフォーマットなどは必要ないが、HDDは予めデフラグしておいた方が高いパフォーマンスが発揮できるとのこと。

 また、製品の仕様上「低速なSSDを利用すると、逆に体感速度が落ちてしまう可能性がある」(オリオスペック)ともされている。

●アップデート用のUSBケーブルも付属

 製品構成は、2.5インチのSerial ATA SSDを装着する3.5インチベイ用マウンタと、ファームウェアアップデート用のUSBケーブル(ピンヘッダ接続)など。SSDを装着したマウンタを介してHDDとSerial ATAホストアダプタ(マザーボードなど)とを接続する仕組みで、マウンタの内側にはSSD用のSerial ATAポートが、外側にはHDDとホストアダプタに接続するためのSerial ATAポートがそれぞれ用意されている(HDD用ポートはSerial ATA電源ポートも装備)。

 本体サイズは幅130.5×高さ25.4×奥行き101.6。


□HDDBOOST(SilverStone Technology)
http://www.silverstonetek.com/products/p_contents.php?pno=HDDBOOST
□ディラック
http://www.dirac.co.jp/
□SST-HDDBOOST/プレスリリース(マスタードシード)
http://www.mustardseed.co.jp/products/silverstone/accessory/sst-hddboost.html
http://www.mustardseed.co.jp/news/release100121.html

□関連記事
【2009年9月26日号】SSDをキャッシュとして使うHDD高速化キット発売、Adaptec製で約15万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090926/etc_adaptec.html
【2009年9月5日】SSDをHDDキャッシュとして使うアダプタが解説、現在開発中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090905/etc_sstone1.html

SilverStone SST-HDDBOOST

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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