モバイル向けCPUのCore i5シリーズと、Mini-ITXフォームファクタのiBASE製Socket G1マザーボード「MI953F」など搭載した小型PCで、放熱性の高い筐体を採用することなどでファンレスを実現しているのが大きな特徴。

　CPUとチップセットにはアルミ製の大型冷却ヘッドが装着。この冷却ヘッドからヒートパイプなどを通して筐体側面や上面のヒートシンクに熱を移動させることで、放熱を行なう仕組み。

　また、小型筐体ながらPCI接続の拡張カードスロットが1基使用できるのも特徴の一つ。拡張スロットは筐体背面のI/Oパネル部の下側に用意されている。

　基本構成の主なスペックはIntel QM57 Expressチップセット、Core i5-520M（クロック2.4GHz）、メモリ2GB（DDR3 1066 1GB×2）、SSD 40GB（Intel X25-V）で、OSやキーボード、マウスは別売り。なお、BTOでCore i5-540M（クロック2.53GHz）やCrucial/Samsung製SSDなどを搭載したり、SSDを非搭載にしたりすることも可能。

　本体サイズは幅242×高さ93×奥行き221mm。電源はファンレスの90W ACアダプタ。

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　コネクタ部分は同社従来製品の約半分ほどと短く、PCケース内の狭い部分などでもケーブルを取り回しやすくなっているのが特徴。ケーブル長は20cm/40cm/60cm/80cmの4モデルがラインナップされている。

　なお、コネクタは小さい反面、従来製品に比べ掴みにくくなっているため、特にケーブルの着脱時などには注意が必要。

　USBハブは本体の左右側面に2ポートずつ備えている。ホチキス部は、本体正面の原稿挿入口に紙を差し込むと、自動でホチキスを留める仕組み。なお、USBハブはバスパワーで動作するが、ホチキス部は単四電池×3本で動作するので注意。

　ホチキスの針は別売りで、「針は幅11.5mm、高さ6mmのものを利用できる」(ショップ)とのこと。

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　2組の羽根は同時に動作させられるほか、1組だけでの動作も可能。

　スライド式のフタをあけることで電熱線が赤熱、この部分でタバコに着火する、という構造。タバコ着火機能のほか、LEDも搭載している。

　バッテリー容量は「3,000mA」（マニュアル）で、満充電には3時間かかるとされている。

　2008年6月に発売されたモデルとは、ネクタイのカラーが異なる点が主な違い。布製である点や、USBバスパワー駆動である点は従来モデル同様。

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