PCをUSBマスストレージデバイスとして認識させ、「PC内の動画ファイルをメディアプレイヤーなどでそのまま再生できる」というユニークなUSBリンクケーブル。 単なるUSBケーブルのようにも見えるこの製品だが、実は動画再生を主眼としたUSBリンクケーブル。ケーブルを接続したPCをUSBマスストレージクラスのドライブとして認識させ、ケーブルのもう一端に接続した別のPCやメディアプレイヤーなどからアクセスできるようにするという、変わったコンセプトをウリにしている。 製品構成はケーブル本体のみ。ドライバやマニュアルなどは一切同梱されていない。 使い方もシンプル。まず、ケーブルの片側をPCに接続すると、ケーブル内に収録されている専用ソフトが起動するので、そこで任意のフォルダやファイルを指定。その後、ケーブルのもう一端を別のPCなどに接続すると、マスストレージデバイスとして認識され、先に指定したフォルダやファイルにアクセスできる、という寸法。 こうしたリンクケーブルは、ネットワークドライブとして認識されたり、専用ソフトでやりとりする例が多いが、この製品ではマスストレージクラスとして認識されるため、それに対応したメディアプレイヤーなどからもアクセスが可能という。具体的な対応プレイヤーは不明だが、パッケージの表記によれば「1080p動画の再生も可能」という。 なお、フォルダやファイルを直接指定する代わりに、CD/DVDドライブやISOイメージファイルをアクセス先として指定することも可能。編集部でテストしたところ、ISOイメージをマウントしたこのケーブルを使って、サブPCをブートさせることも可能だった。
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