ASUS F1A7S-M PRO

　3日（日）発売のCPUに先行して発売されたLlano対応マザーボードだが、27日（月）に登場したECSとGIGABYTEの製品を皮切りに、ASRock、ASUS、BIOSTAR、MSIからも次々に発売。13種類が発売された。

●大半が1万円以下、microATX製品が主流

ASUS F1A7S-V PRO	MSI A75MA-G55
GIGABYTE GA-A75-UD4H	GIGABYTE GA-A75-D3H
GIGABYTE GA-A75M-UD2H	GIGABYTE GA-A75M-D2H
ASRock A75M	ASRock A75M-HVS
ECS A75F-M2 V1.0	ASRock A75 Pro4
BIOSTAR TA75A+	BIOSTAR TA75M+

　価格面を見てみると、IEEE 1394などの付加的な機能を備える一部の製品は1万円を超えるものの、大半は1万円を切っており、手軽に購入できる印象。中でもECSのmicroATXマザー「A75F-M2」は6千円台という安さだ。

　安価にも関わらず、AMD A75チップセットのネイティブサポートによりUSB 3.0と6Gbps SATAの両方のインターフェイスが使えるのは大きなメリット。もちろん、Llanoの内蔵GPUによる高いグラフィックス性能や、HDMI出力などが使える点も魅力だ。

　映像端子に関しては、現在の13製品全てにHDMIが装備。GIGABYTEのATXマザー「GA-A75-UD4H」とmicroATXマザー「GA-A75M-UD2H」や、ASUSのATXマザー「F1A75-V PRO」にはDisplayPortも装備されている。

　なお、DVI端子については、ECSのA75F-M2やASRockのmicroATXマザー「A75M」など、装備していない製品もある。手持ちのディスプレイに合うよう、購入前に映像端子のスペックをよく確認しておきたい。

　また、2基のPCI Express x16スロットを備え、CrossFireへの対応をうたう製品も多い。CrossFire対応のmicroATXマザーもあり、製品情報でCrossFireへの対応を明確にうたっているmicroATXマザーとしては、ASUSの「F1A75-M PRO」、GIGABYTEのGA-A75M-UD2H、GA-A75M-D2Hがある。

　個々の製品については今週見つけた新製品を参照のこと。

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[撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とフェイス 秋葉原本店とパソコンショップ アーク]