「ニセiPhone 4」として話題になった本物ソックリのスマートフォン、GOOAPPLE 3Gの製品版が直輸入、店頭販売が始まった。ただし、Appleロゴの入った裏蓋やiPhoneソックリの外箱は変更、起動画面も修正されている。

　実売価格は25,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ただし、11日（金）までに完売、「次回入荷も考えているがしているが、実際に入荷するかどうかは不明」 今回販売を確認したのは三月兎各店で、先にサンプル品を入手しているaPad専門店（ブロックE2-[c3]）も「8月上旬に入荷予定」と説明している。

●裏蓋や外箱などが変更に
　ドロイド君がリンゴをかじって起動完了

起動画面(1)
起動画面(2)、この後ホーム画面に移る	外箱
	外箱（裏面）
	付属品
	マニュアル
キーボード付きケースにも装着可能だった （Bluetoothで接続できるかどうかは未確認）	マニュアル

　当初サンプル品を入手したaPad専門店（ブロックE2-[c3]）では、そのあまりの似かたから「これでは販売できない」として、展示のみに留まっていたが、今回三月兎2号店などに入荷した製品は、裏蓋や外箱、マニュアルなどが変更、少なくともiPhone 4と誤認するようなことはなくなったと言える。

　具体的な変更点は、裏蓋のAppleロゴがドロイド君に変更されたことや、起動時のアニメーションがドロイド君が林檎をかじるアニメーションに変更されたこと、外箱やマニュアルが独自のものになったことなど。

●「iPhone 4ソックリ」なのは相変わらず
　ホーム画面やアプリ、筐体など

　とはいうものの「iPhone 4ソックリ」な特徴はほとんどそのまま。

　まず、ホーム画面や主要アプリの画面構成は相変わらずiPhoneソックリ。ホーム画面の操作方法もiPhoneそのものだ。

　また、筐体サイズもiPhone 4とほぼ同一。コネクタの位置や大きさもほぼ同じで、僅かな寸法差で装着できなくなるハードケースも装着できた。また、付属品にはiPhone 4用と見た目同じなDockケーブルなども含まれている。なお、現在販売されているのは海外仕様品のため、付属のACアダプタも海外仕様だ。

　ちなみに、スペックの大部分がわからないのは相変わらず。ショップの説明によると「通信方式は3G対応」。設定画面などを見る限り、無線LANに対応していることや、ストレージ容量が「7.39GB」（設定画面の表記）であることは判明しているが、CPUや画面解像度、カメラ解像度などの詳細は不明（画面解像度はiPhone 4より低い印象）。搭載OSはAndroid 2.2。設定画面には日本語の項目はなく、技適マークの有無も不明だ。

　「ニセiPhone 4」の詳細に関しては、以下の関連記事でも報じている。

ホーム画面(1)	ホーム画面(2)	ホーム画面(3)
アプリのストア	メモ帳	Photo
ロック画面	Androidのバージョン	日本語の設定はない

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[撮影協力:三月兎2号店]