【 2011年9月2日 】 | |
マイクロソフトの新型タッチマウス発売 1〜3本指タッチで自在に操作 |
タッチセンサーによる操作に本格対応、タッチした指の本数(1〜3本)に応じて様々な機能が行える日本マイクロソフトのワイヤレスマウス「TOUCH MOUSE」が発売された。
実売価格は7,000〜8,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
●タッチ操作を本格導入したWindows 7専用マウス
指の本数/場所を認識
TOUCH MOUSEはボタンやホイールの代わりにタッチセンサーを搭載したワイヤレスマウス。本体表面はボタンなどがないフラットなデザインで、上部前面を押しこむことでクリックが、撫でるようにタッチすることでスクロールなどの操作が行える。
3本指操作のイメージ
1本指でも場所によって動作が違うタッチ操作は、1/2/3本指の操作が個別に認識される仕組みで、1本指ではスクロール(マウス側面ならば進む/戻る)、2本指で上下にフリックするとウィンドウの最大化/最小化、3本指で上下にフリックすると、開いているウィンドウの一覧表示や「デスクトップの表示」の操作がそれぞれ行なえる。
また、対応OSはWindows 7のみとされている。
なお、実際に短時間試用してみたが、これらの操作は想像以上に快適。同様の機能は多ボタンマウスで実現することもできるが、タッチならではの手軽さが体験できるのが魅力と言える。なお、ドライバの設定画面を見る限り、標準以外のジェスチャーを設定したり、ジェスチャーに違った機能を割り当てることなどはできない模様。個別ジェスチャーの有効/無効は設定可能だった。
センサーの性能は、読み取り速度8,000fps、解像度1,000dpi。電源は単3形電池2本で、アルカリ乾電池使用時の動作持続時間は約3か月。本体サイズ(約)は幅62×高さ37×奥行き120mm。重量は約133g(電池、レシーバー含む)。また、レシーバ向けのUSB延長ケーブルも付属している。
●「Explorer Touch mouse」も発売
ホイール代わりにタッチセンサーを搭載
なお、日本マイクロソフトでは、ホイール代わりにタッチセンサーを取り付けた「Explorer Touch mouse」も同時発売している。同社が「ストリップ」と呼ぶこのタッチセンサーは、指でなぞることで上下左右スクロールが行なえるほか、上部、中部、下部の3ヶ所がボタンとして機能し、「戻る」「進む」などの操作が行なえる。
Explorer Touch mouse
Explorer Touch mouseセンサーの性能は、読み取り速度8,000fps、解像度1,000dpi。電源は単3形電池2本で、アルカリ乾電池使用時の動作持続時間は約18か月。本体サイズ(約)は幅61×高さ34×奥行き109mm。重量は約115g(電池、レシーバー含む)。対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.4.x〜10.7.x。
□TOUCH MOUSE/Explorer Touch mouse/プレスリリース(日本マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/hardware/mouse/touchmouse.mspx
http://www.microsoft.com/japan/hardware/mouse/explorertouchmouse.mspx
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=4053□関連記事
【2011年8月2日】日本マイクロソフト、タッチでジェスチャー操作可能な無線マウス(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110802_464753.html
【2011年1月29日】板状に変形、持ち運べるマウスがMSから発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110129/etc_ms.html日本マイクロソフト TOUCH MOUSE