【 2011年9月8日 】
ネット直結、Twitterでつぶやくガイガーカウンタが発売
ホビー向け、精度は保証なし

 計測データを直接クラウドサービスにアップロードできるホビー向けのガイガーカウンタ「Mark2」が若松通商から発売された。

 発売されたのは、多数のハンダ付けが必要な自作キットと、ハードは完成済みで、ソフトを自分で転送/作成できる完成品の2モデル。

 実売価格は前者が22,000円、後者が27,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


●あくまでも「ホビー向け」
 計測データは精度保証なし

 Mark2は、NXPのARM Cortex-M3キット「LPC1768」やGM管「SBM-20」を使用した、ホビー向けのガイガーカウンタ自作キット。

 「ホビー向けのため、精度は保証できない」(ショップ)という条件はつくものの、ネットワークに直結、リアルタイムにデータを公開できるのが大きな特徴だ。

 具体的には、クラウドサービス「Pachube」に計測データをアップロードできるほか、Twitterにもツイートすることが可能とされる。

 ただし、現時点では詳しい設定方法の解説はない。設定ファイルは指定されており、ファームウェアのソースコード(C言語)や回路図などもWebサイトで公開されているため、設定を行うことは可能だが、あくまでも上級者向け、と考えたほうがいいだろう。

 なお、解説については「今後、4コマ漫画による解説もWebサイトに追加される」(ショップ)という。

●自作キットは上級者向け
 ファームウェアはUSBで転送


LPC1768

免責事項

付属の電子部品類(1)

回路図も付属

付属の電子部品類(1)

製作時の注意点
 ハードウェアとしては、動作状態を表示する液晶パネルやLANポート、USBポートなどを装備。USBポートはファームウェア転送用で、利用するためにはケースを開ける必要がある。GM管については、「J408」「J304」など、SBM-20以外も使用できるという。

 電源は付属のACアダプタを使用する。

 なお、自作キット版は、かなり多数のハンダ付けが必要になるため、ハード工作も楽しみたい上級者向け。ソフトのみを楽しみたい場合は完成品が無難だろう。なお、完成品の場合も、ファームウェアの転送は購入者が行う必要があるとのこと。

 精度の保証が全くないため、測定データの扱いは注意すべきだが、小型マイコンの応用例としてはなかなか興味深い。電子工作やマイコンによるプログラミングの入門向けとしては面白い製品と言えそうだ。


□若松通商
http://www.wakamatsu-net.com/biz/
□製品情報
http://diytec.web.fc2.com/mark2r2/
□LPC17xx series(NXP Semiconductors)
http://ics.nxp.com/products/lpc1000/lpc17xx/
□Pachube
https://pachube.com/

□関連記事
【2011年7月30日】ガイガーカウンタの自作キット発売、ガイガー管作りから調整まで
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110730/etc_btone.html

若松通商 Mark2

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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