【 2011年10月8日 】 | |
SilverStoneがイベント、Mini-ITXの煙突ケースを国内初公開 6Gbps SATA-USB 3.0変換ケースなども |
SilverStoneの新製品発表会が8日(土)に開催された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で、主催は同社代理店のマスタードシード。開催時間は12:30〜17:00。
会場では、スタイリッシュな煙突ケース「SST-FT03-mini」やHDDの冷却に注力した大型ケース「SST-TJ04B-EW」、さらには6Gbps SATAに対応するというUSB 3.0対応のHDDケース「SST-RVS02」など様々な製品が展示/アピールされたほか、同社イベント恒例のビンゴ大会も実施。
解説セッションについては、Ustreamによる生中継も行われた。
ケース編:
今年の目玉は「Mini-ITXの煙突ケース」
「HDD大量搭載用ケース」も展示 
●今年の目玉は「Mini-ITXの煙突ケース」
「シュレッダーケース」FT03のMini-ITX版
まず、会場で最も注目できる製品と言えたのが、スタイリッシュなMini-ITXタワーケース「SST-FT03-mini」。これは、マザーボードの背面や、電源の排気口がケース天面になる「煙突構造」のMini-ITXケースで、microATX対応の「SST-FT03」をそのままMini-ITXに小型化したようなイメージだ。
ケース底面に吸気口があるのはFT03同様で、全体のイメージもやはりシュレッダー、あるいはゴミ箱風。Mini-ITX化で体積は半分になったそう。高さは397mmで、底面は189mm×235mm。
「Mini-ITX」とはいうものの、拡張スロットは2スロット利用でき、これには9インチサイズの大型ビデオカードも装着可能。ドライブベイは薄型光学ドライブベイ(スロットイン)×1と3.5インチ×1、2.5インチ×2が用意されている。電源ベイはSFX。天面中央にはUSB 3.0コネクタなどもついている。
なお、シャシーそのものは同社SG05がベースになっているという。
発売時期は未定で、価格帯は「おおむね1万8千円ぐらい」(マスタードシード)とのこと。展示品の完成度の高さを考えると、「発売がかなり先」ということは無さそうな印象だ。
●「ストレージ大量搭載向け」のケースも展示
HDDクーラーを標準装備
また、「ストレージ大量搭載向け」として展示されていたのが、年内発売予定のATXケース「SST-TJ04-EW」。まず圧巻なのは、HDDベイと組み合わせて使うように設計されたHDD用ヒートシンクで、3〜4台のHDDに直接装着、ケースに組み込むと吸気ファンの送風がそのままヒートシンクにあたる構造になっている。
もちろん、この部分を含む吸気口全てはフィルター付き。内部を正圧に保つ「正圧設計」の採用で、ホコリの侵入を防いでいるという。 予価は「17,000〜18,000円ほど」(マスタードシード)だそう。
●大型HTPC向けケースなども展示
このほかでは、厚さ1cmのアルミパネルをフロントに使ったMini-ITXケース「SST-SG08B」(11月下旬/予価25,000円弱)や、E-ATXマザーさえ収納できる大型HTPC用ケース「SST-GD07」「SST-GD08」(年内発売予定/予価15,000円強)なども展示。
SST-SG08B
SST-SG08B
SST-SG08B
SST-SG08B
SST-GD07
SST-GD07
SST-GD08
SST-GD08SST-GD07は前面扉を閉じる際、電源ボタンをロックできるという特徴もある。
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□SilverStone
http://www.silverstonetek.com/index.php?area=jp□関連記事
【2010年10月9日】SilverStoneがイベント、microATXの煙突ケースなどを国内初公開
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101009/etc_sstoneev0.htmlSilverStone製品