【 2012年6月2日 】 | |
スマホ用の「防水フィルム」登場、シュリンクラップ風の袋で防水 iPhone/iPad用 |
流水につけてみた薄いフィルムでiPhoneやiPadを防水する、という新タイプの防水グッズが株式会社ユニークから発売された。密閉した場合の防水性能はIPX8という。
製品名は、iPhone 4/4S用が「FrogMan(AS003WIPH)」、第3世代iPad/iPad 2用が「SharkMan(AS003WPAD)」。実売価格は前者が800円前後、後者が1,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●フィルムタイプの防水グッズ
シュリンクラップ包装風?
スマートフォン向けの防水グッズは、主にケースタイプと袋タイプの2種類が発売されているが、今回の製品はそれらとは異なる「スキンカバー」と呼ばれるもの。
装着した状態。このままで操作できる。シュリンクラップをしたような雰囲気。
取り付け方
装着状態(裏面)
注意書き
装着状態(側面)
注意書き
iPad用は袋の形状がやや異なる
パッケージ
水につけた後の裏面。水は侵入していない。袋状のフィルムを筐体に装着、装着時の開口部を付属の「セーフティーシール」で塞ぐ、という仕組みになっており、フィルムの素材には伸縮性と熱可塑性のあるポリウレタンを採用している。実際に取り付ける場合は、袋状カバーを徐々に伸ばしながら、iPhone/iPadに装着する、というイメージだ。
タイプとしては「袋」に近いが、非常に薄いスキンカバーはiPad/iPhoneとの密着度が高いのが特徴。「かさ張る、重い、タッチ感がないといった従来の防水カバーの不満を解消した」(同社)という。
「セーフティーシール」まで装着すると密閉状態となり、「水没しても保護できる最高等級のIPX8が実現できる」(同)という。また、「セーフティーシール」を貼らず、カバーのみを装着した状態でも、「生活防水程度の防水」(同)となり、「入浴時に使用できる」という。
なお、カバーの装着前には、付属の小さな円形シール「リトマスシール」をiPad/iPhoneの裏面に貼る。これは、万が一、水が浸入した場合のサインとなるもの。水に触れると色がピンクから赤に変化するので、その場合はすぐにiPad/iPhoneを水場から離す必要がある。
●着脱回数には制限あり
ただし、カバーはiPad/iPhoneの全体を覆うため、着けたまま充電したりすることはできない。また、セーフティーシールは2回まで再利用できるが、その後は新しいシールに交換する必要があるとしている。シールは計4枚付属しているので、8回まで開封できることになる。いわば「使い捨て防水フィルム」ということになる。
セット内容はスキンカバー2枚、セーフティーシール4枚、リトマスシール4枚。
□SharkMan/FrogMan(ユニーク)
http://www.uniqstyle.co.jp/product/sharkman/index.html
http://www.uniqstyle.co.jp/product/frogman/index.html□関連記事
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