【 2012年8月30日 】 | |
「100年データ保持」をうたうUSBメモリが登場、SanDisk製 |
データを最大100年間保持するというSanDiskのUSBメモリ「Memory Vault」が登場した。
販売されているのは容量16GBモデル「SDARC1-016G」の海外パッケージ品で、実売価格は6,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Memory VaultはUSB 2.0接続のUSBメモリで、独自の「Chronolock」技術により記録されたデータを最大100年間保持するのが特徴。同社によれば、Chronolockでは独自のASICコントローラ、不揮発性メモリ、システムファームウェアの組み合わせにより、高いデータ保持性を実現。標準的な室温などでの環境下のテストにおいて、データを最大100年間保持できることを検証したとしている。
なお、製品仕様では、使用環境温度は0〜45℃、保存環境温度は25℃±10℃とされている。
対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.4.11以降。
データの保持性能という点ではなかなか良さそうな製品だが、現実の100年後、「USBメモリを普通に読める環境」がどれだけ一般的なのかはわからないので、その点には注意が必要。ちなみに、フロッピーディスクの最初の規格(8インチ)が登場したのは約40年前。
□Memory Vault(SanDisk)
http://www.sandisk.com/products/usb/memory-vault/SanDisk Memory Vault [撮影協力:パソコンハウス東映]