【 2012年10月13日 】
「中華パッド」もクアッドコア時代に、2万円の10インチ品

 いわゆる「中華タブレット」としては初めてクアッドコアCPUの搭載を確認できたAndroid 4.0タブレットが店頭販売中だ。

 メーカーは中国Ampeで、製品名は「A10四核」。実売価格は19,980円(期間限定価格/詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


●10インチ液晶を搭載したタブレット


店頭のスペック表
CPUクロックの「4.8GHz」は1.2GHz×4を表しているのだそう
 A10四核は、6月に登場した同社のAndroid 4.0タブレット「A10」の上位モデルで、クアッドコアCPUを採用しているのが特徴。

 クアッドコアCPUのタブレットは、先ごろ国内発売されたNexus 7(実売価格19,800円)をはじめとして、複数のTegra 3搭載製品が出ているが、中華タブレットを店頭確認したのは初めて。

 搭載CPUはクロック1.2GHzのFreescale i.MX6Q、GPUはGC2000/Mali400(いずれもクアッドコア)。なお、同店のPOPなどではCPUクロックが「4.8GHz」とされているが、これは「1.2GHz×4の意味」(同店)なのだとか。

 10.1インチのIPS液晶ディスプレイ(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応)や1GB DDR3メモリ、16GBストレージを搭載する点などはA10と同様。本体サイズは266.6×176.6×9.6mm。

 主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、フロント/リアカメラ、microSDカードスロット(最大32GB)、USB 2.0、Bluetooth 2.1、Mini HDMI。

 ちなみに、同店の店頭でベンチマークアプリ「Quadrant Professional Edition」を行なったところ、Total: 2329、CPU: 3869、Mem: 2800、I/O: 3921、2D: 113、3D: 943という結果だった。

 スペック的には一足遅くなることが多い「中華パッド」だが、今後はクアッドコアモデルが徐々に増えてくる、という可能性もありそうだ。


□A10四核(Ampe)
http://szampe.com/products_show.asp?id=141

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Ampe A10四核

[撮影協力:aPad専門店ブロックE2-[c3])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。