【 2012年11月2日 】 | |
Android対応のRS-232Cアダプタが発売、計測機器を接続可能 Windows 8タブレットにも |
AndroidやWindows 8タブレットにシリアルポートを増設できるというUSBアダプタ「REX-USB60MI」がラトックシステムから発売された。Windows 7やLinuxなどにも対応した製品で、Android向けのサンプルプログラムも公開されている。
実売価格は6,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●Android/Windows 8タブレット対応のシリアルアダプタ
この製品はAndroid 3.2/4.0やWindows 7/8などに対応したUSB - シリアル変換アダプタ。この種のアダプタは以前から多数発売されているが、この製品の特徴は「タブレット向け」なこと。具体的には、接続コネクタがMicro USB Aコネクタになっており、ホスト機能を持ったAndroidタブレットやWindows 8タブレットのUSBコネクタにそのまま直結できる。また、各種プラットフォーム向けにサンプルプログラムも用意。Android OSやWindows、Windows Mobileなど様々な環境用のソースファイルが同社Webサイトなどで公開されている。
具体的な対応デバイスについては、東芝のレグザタブレットなどが挙げられている。
最新タブレットと数十年の歴史を持つレガシーインターフェイスであるRS-232Cの組み合わせは一見、奇異にも見えるが、ラトックシステムによると電子天秤などの計測系、シーケンサなどの制御系機器やバーコードスキャナ、磁気カードリーダ、モデム、RF-IDタグリーダーなどを接続するのに使えるという。一般ユーザー向けの利用法は少なそうだが、業務向けでは便利に使えることもあるようだ。
□製品情報
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/usb60mi.htmlラトックシステム REX-USB60MI [撮影協力:東映無線ラジオデパート店]