【 2012年11月13日 】 | |
オンボードSSDにLinux搭載、Atomベースの小型PC基板が近日入荷 |
オンボードでSATA-SSDを搭載、プリインストールのLinuxをそのまま起動できるという小型PC「Sizka Candy スケルトンモデル」がピノーから近日発売される。
入荷予告をしているのはオリオスペックで予価は39,800円、入荷予定は11月末とされている。
●オンボードSSDにLinuxをプリインストール
この製品はAtom N2600(2コア/HT/1.66GHz)を搭載した、おおむねハガキ大の小型PC。オンボードでHDMIやサウンド機能、1000Base-T LAN、4GBのSATA-SSDを搭載するほか、mSATAによるストレージ拡張が可能。メモリはSO-DIMMで2GBが標準搭載されている。マザーボードはファンレス仕様で消費電力は7〜12W。
特にユニークなのがオンボードで搭載するSSDで、容量は4GBと小さいものの、Linuxがプリインストール、そのまま利用できる。OSはUbuntu 12.04で、オリオスペックでは実際に店頭デモ中。デモではFirefoxなどのブラウザも動作している。
なお、このSSDは初期化して他のOSをインストールすることも可能。また、USBメモリやCD-ROMブートにも対応する。mSATAにインストールすることでWindows 7(32bit版)も利用できるとのこと。
ちなみに今回発売されるのは透明なアクリルパネルを筐体としたスケルトンモデル。「通常の筐体を採用した通常モデルも今後発売される」(ショップ)とのこと。
□ピノー
http://www.pinon-pc.co.jp/pc/index.htmlピノー Sizka Candy スケルトンモデル [撮影協力:オリオスペック]