【 2012年11月22日 】 | |
「Linuxオンボード」の小型Atomマザーが発売に |
オンボードでSATA-SSDを搭載、プリインストールのLinuxをそのまま起動できるという小型PC「Sizka Candy スケルトンモデル」がピノーから発売された。
実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●オンボードSSDにLinuxをプリインストール
この製品はAtom N2600(2コア/HT/1.66GHz)を搭載した、おおむねハガキ大の小型PC。オンボードでHDMIやサウンド機能、1000Base-T LAN、4GBのSATA-SSDを搭載するほか、mSATAによるストレージ拡張が可能。メモリはSO-DIMMで2GBが標準搭載されている。マザーボードはファンレス仕様で消費電力は7〜12W。
特にユニークなのがオンボードで搭載するSSDで、容量は4GBと小さいものの、Linuxがプリインストール、そのまま利用できる。OSはUbuntu 12.04で、Firefoxなどのブラウザも動作するという。
なお、このSSDは初期化して他のOSをインストールすることも可能。また、USBメモリやCD-ROMブートにも対応する。mSATAにインストールすることでWindows 7(32bit版)も利用できるとのこと。
ちなみに今回発売されたのは透明なアクリルパネルを筐体としたスケルトンモデル。「通常の筐体を採用した通常モデルも今後発売される」(ショップ)とのこと。
□ピノー
http://www.pinon-pc.co.jp/pc/index.htmlピノー Sizka Candy スケルトンモデル [撮影協力:オリオスペック]