(2014/1/12 00:05)
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価格(円) | ショップ | 備考 |
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IntelGalileo
- Quark SoC X1000搭載開発ボード
7,280 | パソコンハウス東映 | 売り切れ |
7,280 | 東映ランド | |
7,480 | オリオスペック | 売り切れ |
7,810 | ツクモパソコン本店 | B1F |
7,980 | BUY MORE秋葉原本店 | |
7,980 | ドスパラパーツ館 | 1F |
Atomより小さく省電力なIntelの新型SoC「Quark」を搭載する開発ボード。メーカーはIntelで、電子工作で使われるマイコンボード「Arduino」と互換があるのも特徴。
Quarkは、身に着ける電子デバイスなど「モノのインターネット」に向けてIntelが開発している超小型・省電力なx86 SoC。
今回の「Quark SoC X1000」は、32nmプロセス製造のシングルコアで、命令セットは32bit版Pentium互換、動作クロックは400MHz、TDPは 2.2W。メモリインターフェイスはシングルチャンネルのDDR3-800で、キャッシュ容量は16KB、それに加えてメインメモリとして利用できる512KBのSRAMも内蔵している。このほかのSoC内蔵デバイスは2レーンのPCIe 2.0やUSB 2.0、LANなど。
同種のSoCと比較してパフォーマンスが高く、内蔵インターフェイスもPCIe 2.0やDDR3など高速なものが用意されているのが特徴。
今回発売された製品「Galileo」は、そのQuarkの開発ボードとして発売されたもの。
電子工作などで使われるマイコンボード「Arduino」との互換性を念頭に設計されており、Arduinoの拡張ボード「シールド」を利用できるほか、Arduino向けのソフト「スケッチ」も(原則として)そのまま利用可能。
ちなみに、Arduinoはx86ベースではなく、Atmelのマイクロコントローラ(動作クロック数十MHz程度)で動作するが、GalileoではGalileo側でLinuxが動作しており、そのLinux上で「スケッチ」が動作する構造。本来のスケッチでは利用できなかったLinuxの機能なども利用することができるという。また、Linux用のソフトを普通に動作させることもできる。
基板サイズは10×7cmで、基板表面にはLAN(RJ-45ポート)、microSDカードスロット(最大32GB)、USB 2.0、RS-232 UART(3.5mmジャック)、電源端子といったインターフェイスが装備。裏面には、USB 2.0もサポートしたフルサイズのMini PCIeスロットが用意されている。なお、画面出力は用意されていない。
ストレージは、前述のmicroSDカードスロットやUSB 2.0を用いて構築できるほか、ブート用としても使えるという容量8MBのNORフラッシュが搭載。256MB DRAM、11KB EEPROMも搭載されている。
起動については、microSDからもブートできるが、「UEFIでブートするため、(古いバージョンであっても)実質上、Windowsを起動させることはできないはず」(Intel)とか。
なお、パソコンハウス東映によれば、8MBのフラッシュにはWind River Linuxがインストールされているという。
付属品はACアダプタ、各国用電源変換プラグなど。