今週見つけた主な新製品　(2014年5月4日)

　 Socket AM1に対応したASRock製のmicroATXマザーボード。

　主な搭載機能はHDMI/DVI/VGA出力、1000Base-T LAN、6chサウンド、USB 3.0など。

　 ASRock製Celeron J1900搭載Mini-ITXマザーボードの多機能タイプ。

　Q1900-ITXは同社のCeleron J1900搭載マザーボード「Q1900B-ITX」からレガシーポートなどが省かれ、新たに6Gbps SATAやMini PCI-Eスロットが追加されたほか、USB 3.0のポート数が増加したモデル。

　主な搭載機能は、DVI/HDMI/VGA出力、6Gbps SATA×2ポート(ASMedia ASM1061)、3Gbps SATA×2(チップセット機能)、USB 3.0×4ポート(ASMedia ASM1074+チップセット機能 外部×2+内部ヘッダピン×1)、USB 2.0×4（チップセット機能 外部×2+内部ヘッダピン×1）、7.1chサウンド、1000Base-T LANなど。

　拡張スロットはPCI-Express x1×1、Mini PCI-E×1(ハーフサイズ)、DDR3 SO-DIMM×2。メモリは1.5V動作の通常のDDR3メモリと、1.35V動作のDDR3Lメモリ両対応となっている。

　OSは標準でWindows 7 32bit/64bに対応しており、Windows 8.1/8の32bit/64bit版もサポートしている。

　 Leadtek製のGeForce GTX 750 Ti/750搭載ビデオカード。

　2製品ともオーバークロック仕様で、搭載メモリはGDDR5 2GB。動作クロックはGTX 750 Tiモデルがコア1,075MHz(ブースト時1,150MHz)/メモリ5,400MHz、GTX 750モデルがコア1,072MHz(ブースト時1,150MHz)/メモリ5,000MHz。

　 Minonixブランドのアナログ接続ゲーミングヘッドセット。

　 ケースカバーをスライドさせるだけでHDDの増設が出来るUSB 3.0対応/2.5インチSATA-HDD用外付けケース。

　 IntelのCPU「Atom Z2580」を搭載したAndroidタブレット。発売されたのはSiALブランドの製品で、ビックカメラグループ専売モデルの「Si01BB」。

　この製品は、CPUに2コア/Hyper-Threading対応で最大2GHz動作の「Atom Z2580」を採用したAndroidタブレット。7.9インチのIPS液晶や2GBメモリを搭載している。

　主な仕様は、液晶解像度が1,024×768ドットで、ストレージ容量が16GB、OSがAndroid 4.2.2。IEEE 802.11b/g/n無線LANやBluetooth 3.0に対応するほか、microSDカードスロットを備える。また、Google Playにも対応している。

　バッテリー容量は4,000mAhで、動画の再生で最大8時間動作が可能。本体サイズは幅138×奥行き201×高さ8.5mm、重量は約380g。

　 LTE対応版のSAMSUNG製ハイエンドスマートフォン「GALAXY S5(SM-G900F)」のカラーバリエーションモデル。入荷したのは海外直輸入品で、カラーはカッパーゴールドとエレクトリックブルー。

　基本的な仕様は発売済みの他のカラー変わりない。

　 ゲーム向けに特化したデザインのAndroid端末。メーカーはShenzhen GPD Technologyで、7インチモデルの「G7」と、5インチモデルの「G5A」が発売されている。

　これまでもゲーム向けAndroid端末は複数発売されているが、グリップ部分がゲーム機のコントローラに近い形状になっているほか、ボタン数が増加、スティックの押し込みにも対応するなど、ゲーム向けの特色がより強まったデザインになっている。

　7インチのG7の主なスペックは、ディスプレイ解像度が1,024×600ドット、搭載CPUがRockChip RK3188 1.6GHz(クアッドコア)、メモリがDDR3 1GB、ストレージ容量が8GB。搭載OSはAndroid 4.2。IEEE 802.11 b/g/n、microSDカードスロット、Gセンサー、miniHDMI、microUSB端子、マイクなどの機能も備えているほか、Playストアにも対応。バッテリー容量は5,000mAh。

　5インチのG5Aの主なスペックはディスプレイ解像度が800×480ドット、搭載CPUがRockChip RK3188 1.5GHz(クアッドコア)、メモリがDDR3 1GB、ストレージ容量が8GB。搭載OSはAndroid 4.2。IEEE 802.11 b/g/n、microSDカードスロット、Gセンサー、miniHDMI、microUSB端子、マイクなどの機能も備えているほか、Playストアにも対応。バッテリー容量は3,200mAh。

　現在、ゲーム向けAndroid端末は7インチモデルが主流となっており、「5インチタイプで高性能モデルは珍しい」(ショップ)という。

　 2.5インチIDE-HDD風のイラストが描かれたiPhone 5s/5用ケース。発売元は上海問屋。

　この製品は、iPhone 5s/5の背面に装着するハードタイプのケースで、ケース表面にはHDDのモデル名と見られる「ICS25N010ATDA005-8」という文字やジャンパーピンの設定画像に加え、「4200rpm」、「100GB」、「ATA/IDE」といったHDDのスペックまで書かれている。発売元の上海問屋では「個性的なデザインを求める人にオススメ」とうたっている。

　なお、製品のパッケージにはiPhone 4/4S向けと書かれているがこれは誤植で、実際に店頭で販売されているのはiPhone 5s/5向けとなる。

　この他、「トランジスタラジオ」や「ピルシート」のイラストが描かれたモデルも同時に発売されている。

　 ズームリングを回すことで、2〜14倍の間で倍率を自由に変更できるiPhone 5s/5用レンズキット。発売元は上海問屋。

　専用ケースにiPhoneを装着し、レンズ本体と合体させて使用するという製品。レンズ本体には倍率を変更するためのリングと、ピントを合わせるためのリングが用意されており、両者を調整することで最大14倍のズームが可能。

　なお、レンズはiPhoneと比べてかなり大きく、安定して利用するには付属のミニ三脚と組み合わせる必要がある。

　 iPhone 5s/5cの背面に貼ることでICカードポケットを追加できるアクセサリ。発売元はピーワーク。

　本体背面はシール状になっており、SuicaやPASMOを入れて貼り付けることで、iPhoneをおサイフケータイ感覚で利用できるようになる。本体カラーはホワイト。

　なお、カードは完全に収納されるわけではなく、表面が3分の1ほど露出した状態になるので、注意が必要。

　 最大135度まで回転するACプラグを採用したAC電源 - USB変換アダプタ。メーカーはエアリア。

　135度までの角度調節が可能なほか、厚さ13mmのスリム筐体を採用することで、OAタップなどで利用した時に隣接ポートに干渉しくい形状になっている。また、ACプラグは本体に収納可能。

　USB出力ポートは2つ備えており、各ポート最大1A、合計で2A出力が可能。

　本体カラーはブラックとホワイトの2色。

　 2.1A出力対応の,AC電源 - USB変換アダプタ。ポート数は1基で、コンセントプラグ部分は折り畳み式。

　 AVリモコン風の筐体を採用した空中操作対応のマウス。発売元は上海問屋。ただし、「右クリックボタンは非搭載」（ドスパラパーツ館）という。

　この製品は、机上などの平面に置かずに、手に持った状態で操作できるいわゆる空中マウス（エアーマウス）。本体を持ち、上下左右に振ることでマウスカーソルを動かすことができる。

　本体のデザインは、小ぶりのAV機器用リモコンといった印象。表面には音量調節ボタンやミュートボタン、円形のカーソルキー、メディアプレイヤーで使えるというMenu/Homeボタンが装備されている。中央のOKボタンは左クリックとして機能する。

　POWERボタンでは、操作の一時停止が可能。停止中はカーソルが動かないため、「本体を振る範囲や位置を修正する際に使える」（上海問屋）という。

　また、省電力機能も備えており、30秒間操作を行なわないと自動的に動作が停止するようになっている。POWERボタン以外のボタンを押すことで、操作を再開できる。

　ただし、右クリックに相当するボタンは非搭載。この製品でPCの全ての操作を行なおうとせずに、動画の視聴時に利用するなど、ある程度用途を絞ったほうがよさそう。

　本体サイズは幅4×奥行き14×高さ1.5cm、重量は約40g（電池を除く）。電源は単4形電池2本（別売り）。極小タイプのUSBレシーバーが付属する。対応OSはWindows 8/7/Vista、Mac OS Xで、エアーマウス機能対応のスマートテレビなどでも使用できるとしている。

　 RAIJINTEK製CPUクーラーの廉価モデル。

　LGA115x/2011/Socket AM3+/FM2+対応し、9cmファン(1,000〜2,200rpm)を搭載したサイドフロー型CPUクーラーのAIDOSと、LGA115x/Socket AM3+/FM2+に対応し、9cmファン(800〜1,400rpm)を搭載したトップフロー型のZELOSが発売されている。

　 オレンジ色のLEDを搭載したNZXT製の冷却ファン。14cmタイプと12cmタイプの2種類が発売されている。

　 日本海軍の航空母艦「翔鶴」/「瑞鶴」の飛行甲板をモチーフにデザインされた「すのこタン。」の限定モデル。メーカーはマルダイ。

　「艦船すのこタン。」はこれまで「赤城」/「加賀」のモデルがリニューアル版も含めて発売されているが、今回のモデルは事実上の第二弾に相当するモデル。モチーフになっているのは日本海軍の航空母艦「翔鶴」/「瑞鶴」。

　塗装はリニューアル版の「赤城」/「加賀」と同じく、部分塗装が施されたモデルで、「冷却性なども考慮されたもの」(ショップ)という。サイズは169mm×273mm×14mmで、他の「艦船すのこタン。」と変わりない。

　ブラウザゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」とのコラボレーション製品ではないので、製品本体に萌え要素的なイラストなどは無く、デザインは正当派なものになっている。

　 Iris Proを搭載したZOTACの小型PC自作キットの新製品「ZBOX E」シリーズ。Core i7-4770R搭載モデル「ZBOX EI750」とCore i5-4570R搭載モデル「ZBOX EI730」が発売されている。

　ZBOX Eシリーズは、本体サイズが高さ188×幅188×奥行き51mm（縦置き時）のPC自作キット。ZBOXシリーズの従来モデルと同様のコンパクトかつスリムな筐体に、Haswell内蔵GPUの最上位であるIris Pro Graphics 5200が搭載されている。筐体はVESAマウントも可能。

　また、11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet×2、USB 3.0×4（前面×1、上面×1、背面×2）を搭載するなど小型PCながら機能も充実。映像端子はDisplayPort×2、DVI×1を備え、3画面出力にも対応している。

　メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2（最大16GB）。ストレージは2.5インチドライブとmSATA SSDが各1基搭載できる（いずれも6Gbps SATA接続）。

　上記以外の主な搭載機能・インターフェイスは、SDカード/MMCスロット、IRレシーバー、S/PDIF（光角型）、無線LANアンテナ端子。

　付属品はACアダプタ、電源コード、VESAマウンタ、縦置きスタンド、DVI−HDMI変換アダプタ、無線LANアンテナなど。

　 温度上昇時に上面カバーが自動で開くというZalman TechのPCケース。電源は非搭載。

　H1はE-ATXまでのマザーボードが搭載可能なフルタワーケース。本体サイズは幅237×高さ551×奥行き569mm。

　温度センサーと連携し、ケースファンなどを自動制御する「AHVクーリングシステム」を搭載するのが特徴で、ケース内が一定の温度になると本体上面の電動カバーが自動で開閉するというギミックも備えている。

　ケースファンは上面120mm×2（電動カバー部）、前面200mm×1、背面120mm×1が装備。本体上面の前方には、温度を表示するインジケーターやダイヤルなどもあり、ファン回転数を手動で調節することもできる。

　収納力の高さも謳われており、上面に長さ318mmまでの水冷ラジエーターが装着できるほか、長さ360mmまでのビデオカード、高さ160mmまでのCPUクーラー、奥行き200mmまでの電源ユニットも内蔵できるとしている。

　内部前方にあるHDDベイはホットスワップ対応。振動防止ゴムを備えたトレイを用いて、HDDの着脱が行なえる。また、HDDベイを取り外し、内部スペースを広げることもできる。

　ドライブベイ数は5インチ×3、5インチ/3.5インチ/2.5インチ共用×1、3.5/2.5インチシャドウ×6。拡張カードスロットは9基。

　 サイドパネルに強化ガラスを用いたIN WIN製Mini-ITXケース「IW-CF02」のゴールドモデル。

　ただし、入荷したツクモパソコン本店では予約分ですでに売り切れとなっており、数量限定品のため次回入荷も未定という。

この製品は、側面に強化ガラスによるパネルを備えたデザイン重視のタワー型PCケース「IW-CF02」の特別モデル。通常モデルはアルミ筐体部分がシルバーだったが、特別モデルではゴールドになっている。なお、ツクモパソコン本店によると「世界で200台の限定生産品」とのこと。

　カラーリング以外の仕様はすでに発売されているシルバーモデルと同じ。フロントパネルは天面から底面まで一体成型されたシンプルデザインで、「IN-WIN」ロゴのほかは何もない。ユニークなのは「それでも光学ドライブベイがある」点で、ケース底面、フロントパネルの内側に、薄型光学ドライブ用のベイが用意されている。

　このほかのドライブベイは、内部3.5インチ/2.5インチ共用×2、内部2.5インチ×2。

　 汐見板金製ATXケースの5インチベイに多数の3.5インチ/2.5インチドライブを取付けるためのマウンタ。

　3.5インチドライブ搭載時は5インチベイ3段占有、2.5インチドライブ搭載時は5インチベイ2段占有。2.5インチドライブであれば最大12台搭載可能。

　 サイズ製ATX電源「鎌力」シリーズの80PLUS GOLD認証取得モデル。容量別に500W/600W/750Wの3モデルが発売されており、600W/700Wは内部電源ケーブルが着脱式となる。

　搭載ファンは500Wが12cmタイプ、600W/750Wが13.5cmタイプで、各モデル、自動ファンコントロール機能を搭載している。

　 Windows 8/8.1の新たなアップデートプログラム「Windows 8.1 Update」が適用されたDSP版OS。エディションは、一般ユーザー・家庭向けのいわゆる“無印”と、ドメイン参加機能などを搭載した「Pro」の2タイプで、それぞれに32bitと64bitがある。OS単品で購入できるのは従来同様。

　Windows 8.1 Updateは、4月9日（水）に公開されたWindows 8.1/8用の更新プログラム。スタート画面に電源ボタンや検索ボタンが追加されたり、マウス使用時にタイル上でコンテキストメニューが開けるようになったりするなど、UIが改良されたほか、セキュリティやパフォーマンスに関する更新プログラムも含まれている。

　OSのユーザーであれば、Windows Update経由でWindows 8.1 Updateを無償で入手できるが、今回のDSP版を使えば、OSを新規でインストールした時点でWindows 8.1 Updateが適用された環境が作成される。

　この他、特典として“DSP版Windows 8.1応援ソング”のCDが付属する「DSP版Windows 8.1 Pro Update限定パック」も同時に発売されている。こちらは販売本数2,014本の限定パックとなる。

　 USB機器×2個の電流/電圧を測定できるチェッカーのルートアールブランドモデル。

　2つのUSB機器を接続すると、合計した電流値と各機器に流れる電流値をそれぞれ測定できるというもので、電圧値と電流値は同時に表示される。もちろん、接続機器が1つの場合も動作する。

　測定可能範囲は、「電流が0〜3.0A、電圧が3.2〜10Vまで」(パッケージ)という。また、OUTPUT I側のポートはデータ通信が可能で、OUTPUT II側のポートは充電専用になるとしている。ハブ機能は非搭載。

　同モデルと思われる製品が先月、三月兎に入荷している。

　 3Dプリンタのベース部分に貼り付けて使用する耐熱マスキングテープ。

　3Dプリンタのベース板部分に貼って使用するテープで、「3Dプリンタのベース部分に一般的に使われているカプトンテープよりも造形物が剥がしやすい」(ショップ)という。幅は50.8mmで、長さは54.8m。カラーはブルー。