あの頃の秋葉原

【2000年9月2日号 掲載】リコーから自動エラー回避+DVD-ROM対応のCD-Rドライブ発売

※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

 リコーからJustLink機能を搭載した注目のCD-Rドライブ「MP9120A」が登場した。このドライブは、先行するBURN-Proof機能対応製品と同様、CD-Rの書き込みエラーの主原因であるバッファアンダーランエラーを自動的に防止する機能を持ち、さらにCD-R 12倍速書き込み/CD-RW 10倍速書き換え/CD-ROM 32倍速読み込みの最速性能を誇り、そのうえDVD-ROM 8倍速読み込みにも対応するという、まさに何でもありのハイエンドCD-Rドライブ。現在CD-Rドライブでは最も人気のある、BURN-Proof対応のプレクスター製「PX-W1210TA」を上回る性能を持つだけに、人気が集中するのは必至だ。

 「MP9120A」が搭載しているJustLin機能は、リコーが独自に開発したというバッファアンダーランエラー防止技術。三洋電機が開発したBURN-Proofに続く後発技術ではあるが、リコーによると、バッファアンダーランエラーが発生した場合にメディア側で起こるデータ書き込みの継ぎ目が、BURN-Proofが約40μmなのに対してJustLinkは約2μm以下と非常に小さいのが特徴という(続きを読む)。