パワレポ連動企画
スタイリッシュで圧迫感もなし!マルチデバイス対応キーボード!Keychron「K1 SE」【PC PARTS SCRAMBLE キーボード編】
DOS/V POWER REPORT 2023年春号の記事を丸ごと掲載!
2023年10月17日 08:05
スタイリッシュで圧迫感もなし!マルチデバイス対応キーボード
こんなユーザーにオススメ
・一つのキーボードで複数のデバイスを切り換えて作業したい
・机の上を広く使いたい
・キースイッチを交換して自分好みにカスタムしたい
Keychronは2017年に立ち上げられた新興キーボードメーカー。こだわりのある設計とユーザーのニーズに幅広く応えるスタイルが特徴だ。とにかく製品バリエーションが多く、同じモデルでも日本語・英語はもちろん赤軸/青軸などのキースイッチや搭載LED、キースイッチ交換の可否などまで、細かくラインナップされている。今回はその中でも日本語/赤軸/ RGB LED /キースイッチ交換対応のLow Profileキーボード、K1 SE K1SE-H1-JISを紹介する。
Low Profileキーボードというだけあって、一見しただけでもその低さが分かる。本機は足をたたんだ状態で最上段の高さが約25mm、立てた状態でも約30mm(ともに実測値)と見た目以上に低い。無線接続はBluetoothに対応しており3台までPCなどを登録できる。切り換えも速くスムーズに作業を続けられるので、複数台のPCやタブレットでタイピングするのにストレスを感じない。キーボード側のハードウェアスイッチで有線接続に素早く切り換えられるのも注目ポイントの一つだ。
本製品の最大の注目点は、キーのメカニカルスイッチをユーザーが取り外して交換することができることだ。交換に対応しているキースイッチを別途用意すれば静電容量無接点方式のような偏荷重カスタムもできる。
実際の使い心地を見ていこう。まずスイッチを押すとメカニカル特有のカタカタ音がして、荷重は少しばかり重く押し応えがある。本製品に搭載されているGateronスイッチは押し込み2.5±0.5mm、反応距離1.5±0.5mmと底打ちまでに遊びがそれほどなく、意識してゆっくり押さない限り中間で入力と同時に底打ちしてしまう。ただ、荷重がそれなりにあるおかげで「うるさく痛い底打ち」にはならず「ほどよい底打ち」で気持ちよくタイピングすることができる。ただ、慣れないうちはEnterキーを入力する際に小指の端が右隣りに配置されているDeleteキーやInsertキーに誤って触れてしてしまうことがあった。
ゲームでも試してみた。筆者は普段、反応距離が1 ~ 1.3mmとかなり短く荷重も軽いキーボードを使っているため、本機ではとっさの同時操作で思うように入力されないことがあった。軽めのスイッチから本製品に乗り換えた際はおそらく慣れが必要だろう。
[TEXT:濱田 岬]
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